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科学と疑似科学とを判別する

621Ken:2020/04/06(月) 23:30:06 ID:AN9ePMUI
・・・どうしても3条件に納得がゆきませんか?

(1)光粒子説を示す事実がある
(2)光波動説を示す事実がある
(3)粒子と波動は背反関係という理論がある

前にも言いましたが、3条件の1つでも否定する見解が多数の支持を集めれば、そこで光の正体論争は決着したはずなのです。そうならなかったのは、3つのどれも否定できない人が多かったからとは考えられませんか?

否定できたと主張した人でも、本当に堅牢な、たとえば今の私たちが地動説を支持するほどの根拠をもって、否定したとは思えません。それほどの根拠があれば、必ず大多数の人を納得させたはずです。


もう少し具体的に、個別の条件を説明します。

(1)光粒子説を否定できるか?
できません。何よりも光が真空を伝わることが決定的でしょう。私自身は19世紀の場の理論でも媒質問題を解決できないと思いますが、18世紀には場の理論もありませんでした。波動とは質量と弾性をもつ物質が力を伝える現象で、真空を伝わるはずがありません。

(2)光波動説を否定できるか?
これもできません。光同士が交差するのは決定的です。あらゆる所であらゆる方向に飛んでる光がもし粒子なら、衝突して目に映る映像が乱れるはずです。あるいは粒子密度が極端に低いと、衝突の確率も低くなるかもしれませんが、それなら映像の解像度が低下するでしょう。

(3)背反関係を否定できるか?
17世紀のガリレオ、ニュートン、ホイヘンス、フック以来構築されてきた力学体系は、広汎な現象を説明し、何よりも事実を正確に予測し、また工学応用されて、大砲、時計、楽器、船舶、すでに出現していた蒸気機関などの製作に貢献していました。その力学体系によれば粒子と波動は全く異なる現象でした。もし両者の背反関係を否定したいと考えても、どういう理論を構築すればそんなことができるのか、何の具体案もありませんでした。

以上のように、3条件のどれも否定できないという前提のもとで、

理論X:光は粒子であり、かつ波動である

を基準05で判定することはできませんか?


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