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科学と疑似科学とを判別する

538Ken:2019/11/07(木) 22:52:48 ID:KBz.PgiU
粒子説vs波動説とは別の例を思いつきました。こちらの方が納得いただけるかもしれません。

題材として、再びペストと瘴気の話を取り上げます。>>307では、

>ペスト病の人の多くは沼の瘴気に当っていました

という観測事実が想定されました。より正確に言うと、

瘴気に当たった集団と当たらなかった集団では、前者の感染率が高く、そこには偶然では説明できない統計的有意差がある

ということになるはずです。ここから、

A:瘴気に当たるとペストに感染する

という仮説を立てられることでしょう。

ところが、追認実験として、同様の瘴気に当たった別の集団のデータを取ったら、瘴気に当たらなかった集団よりも感染率が低かった、という結果が出たらどうなるでしょうか?

B:瘴気に当たるとペスト感染を防げる

という仮説を立てるしかありません。同じものに接触しながら、一方は感染率が上がり、他方は感染率が下がる。まさしくPと¬Pの関係であり、どちらの観測事実も否定できないなら、P∧¬Pの状態が存在する、というしかないでしょう。

本物のペストではこんなことは起こらないかもしれません。でも、このような事態を生じうる病気は、大昔から知られていたはずと私は考えます。はるかな後年、近代科学がついにその謎を解明したとき、Bの事象を生じる原因を「抗体」とか「免疫」と名付けたのは、よく知られています。

ちょうど本日、インフルエンザの予防接種を受けたとき、思いついたことです。


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