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科学と疑似科学とを判別する

212diamonds8888x:2018/11/12(月) 06:17:33 ID:dAo5344Q
>>209
 では「必要ない」の文脈説明をします。これはある理論A、例えば「世界5分前仮説」を組み立てる際の公理(この言葉で十分OKですよね)の中に「外の世界の有無(への言及)」が含まれていないという意味です。つまり理論Aには「外の世界の有無に関する公理」は必要ないという意味です。

 するとどうなるかと言えば、理論Aに次のどちらの公理でも付け加えて新しい公理系(理論)が作れます。

 1)外の世界がある ==> 理論A1
 2)外の世界はない ==> 理論A2

 Kenさんがおっしゃる、「外の世界は想定しない」という条件を設定した理論[>>209]というのは理論A2に該当します。そしてKenさん自身が展開してきた議論は理論A1を新しく設定したうえで、理論A1の反証可能性なり検証可能性なりを示そうとしたものです。

 しかし元の理論Aは理論A1でも理論A2でもありませんので、その反証可能性を論じるのに外の世界の有無という性質を使うことはできません。

 例えば理論A1のように外の世界を想定し、かつ外の世界と内の世界との関係を規定する公理を仮定したならば、反証可能性のある理論が作れるかもしれません。いや反証可能性のある設定は間違いなく作れることでしょう。それはつまり、反証不可能だった理論Aを練り直して反証可能で科学的な理論A1に修正したことに外なりません。

 それこそまさに、理論Aの段階で科学的だと思い込んでいる提唱者がなすべきことなのです。ちょうど、ID論における「デザイナーが干渉するメカニズム」をKenさんが具体的に提案したようなことです。


>世界は5分前に始まり住人はだれもそれを知らないという具体設定に落としたのは「反証できるものならやってみなさい」という訴えがあったはずです。

 反証不可能なことは自明と考えてたでしょうから、頑張って反証可能性を示す人が出てくるとは思ってもいなかったでしょうね。実際、Kenさんも反証するためには頑張って様々な条件を考え出す必要があったでしょう? でもそれは、元の理論に何かを付け加えて新しい理論にしてしまうことです。つまり元の理論が反証不可能なことは変わりません。


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