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科学と疑似科学とを判別する

159Ken:2018/09/01(土) 18:24:58 ID:29AIi7KU
>>158

まだすべての説明を完了しておられないかもしれませんが、1点だけ確認させていただけますでしょうか。

>新しい理論が正しいと認められるためには、旧理論が説明できたことは説明できないといけないということである

すでに何度か述べたように、ニュートンの光粒子説に対してホイヘンスは光波動説を提唱しました。光粒子説では説明できない事実を、光波動説は説明できると考えたからです。光粒子説で説明できない事実とは、

1.光同士が交差する
2.光が屈折する

というものです。2はちょっと微妙で、17世紀の常識では粒子説でも説明できたかもしれません。なにしろ分光を発見した当のニュートンが粒子説だったのですから。でも1はたしかに粒子説では説明ができませんでした。(もっとも中性子やニュートリノが知られていたら、話は変わったのでしょうけど。)

その一方で、光粒子説ならすっきりと説明できる事実を、光波動説は説明できませんでした。

1.光が必ず直進する
2.光が真空中を伝わる

1はヤングが回折現象を確認するまで、2は光の正体が電磁波と分かるまで、説明ができませんでした。

このように、それまでの理論が説明できたことを説明できない形で、新しい理論が登場することもあるのではないでしょうか。


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