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神は誰だ

10ゲジゲジ:2015/06/09(火) 01:45:46 ID:VWXc.zxI
GB様
私の方もお返事が遅くなってすみません。

 >ゲジゲジさんの「答え」がやはりデザイナーの意思にあるとするならば、
 >そうした「思い」と、科学が明らかにする事実との間でどう折り合いをつけるのか、
 >という話になるのでは。
私が以前に申し上げた「答え」というのは、目的論(=信仰)と機械論(=科学)とを分けて考えれば、創造論と進化論は両立できるし、それが信仰と科学との折り合いの付け方では?という事です。

 >デザイナーを想定しなければ進化の理解はおぼつかないと考える場合
別にデザイナーを想定しなくても進化の理解はできると思います。
逆に理解はおぼつかないという考え方が私には理解できないです。

 >拠って立つのは科学が明らかにしていない、
 >または明らかにできないだろう領域を大切にしたいという心性
まぁ、その通りですけれど、その領域というのがすなわち目的論の領域ですよ。

確かに、昔は雷が落ちるのは「カミサマがお怒りになられているから」であったし、雨が降るのも「カミサマが悲しんで泣いておられるから」でしたし、人が病気になるのも「カミサマの祟り」だったり「悪魔が憑りついたから」だったりしたわけです。
ですから昔は病気になったら医者ではなくて祈祷師に診せたりしていたわけですよね。

そして科学がこうしたメカニズムを明らかにしてきました。
雷は大気中の静電気が放電する現象ですし、雨は大気中の水蒸気が上空で冷えて水になって降ってくる現象です。病気は菌やウイルスに感染するなどですよね。

しかしそれでもなお、どうしてその時その場所で雷が起こるような大気の状態になったのか、または雨が降るような気象状態になったのか?
あるいは、その時にその人がそのウイルスに感染したのは何故なのか?

この世界で起こるあらゆる現象に“目的”があると考えた場合、その“目的”は科学では決して明らかにできない、というよりそもそも科学が扱う対象ではないわけです。

逆にいくら「現象には目的がある」と言ってみたところで、その現象が起こるメカニズム、あるいは起こった経緯は理解できないわけで……
そこは目的論では明らかにできない、科学が追及する領域なわけです。

取り敢えず今回はこんなところで……

まぁ、第一掲示板にも書きましたけれど、この議論でGB様が得たいと思われている結論に辿り着けるのかどうか分かりませんけれど、こんな感じでボチボチやって行かれれば良いでしょうか?


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