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HayakawaYukioさんとの議論のためのスレッド

52NATROM:2010/12/24(金) 13:20:42 ID:lNAYfrSE
■原告がホメオパシー利用者だったとして、何が問題なの?

日本ホメオパシー医学協会が、「(原告である)母親が前からホメオパシー利用者だった」「第一子のときも同じ助産師が対応した」と主張した。果たして、原告が「ホメオパシー側のひと」であったとして、助産師の責任に影響してくるのか?私は、賠償金が若干減額になるぐらいはあるだろうが、大勢には影響しないと考える。

助産師は、妊娠・出産に関わる専門職である。たとえ母親が「ビタミンKを投与しないで欲しい。代わりにレメディを投与して欲しい」と希望したとしても、ビタミンKの必要性やレメディはビタミンKの代わりにならないことを説明しなければならない。日本ホメオパシー医学協会は、「助産師は十分に説明した」と主張しているものの、助産師が十分な説明をしていないからこそ、訴訟になったし、数千万円の和解金が必要になったのであろう。

助産師が十分な説明をしたかどうかは不明であるとしよう。仮に助産師が十分に説明していたとすれば、原告がホメオパシー利用者だったかどうかに関わらず、助産師には責任はない。十分なインフォームドコンセントに伴う母親の選択である(新生児の権利という微妙な問題はここでは置いておく)。では、仮に助産師が十分に説明していなかったとすればどうだろう。原告がホメオパシー利用者だったからといって、助産師の責任が免れることになるだろうか。いや、ならない。

そもそも、原告がホメオパシー利用者だったとして、ビタミンKを忌避するように仕向けたのは、ホメオパスたちだ。「ビタミン剤の実物の投与があまりよくない」とか「がんマヤズムが立ち上がる」とか嘘の情報を与えておいて、いざ何か不利益が起これば自己責任だ、というのは無責任過ぎる。確かに、この母親は勉強不足であった。しかしながら、世の母親のほとんどは勉強不足である。出産・育児について知っておいた方がいいことは山のようにある。だからこそ、医療の専門職のサポートが必要なのだ。


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