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分かる人いる?

1名無しさん:2010/02/01(月) 22:27:02 ID:tyFb/cAs


・ヒトの一代で出現可能な遺伝的変異は少なくともどのくらい有り得るか

・ヒトの遺伝子数はどれくらいと推定できるか

・現在見られる地球上の多様な生物が30億年くらいの年月を経て進化してきたと考えるに30億年という時間は十分だったか。定量的に考察しなさい。

2GB:2010/02/01(月) 23:43:28 ID:???
30数億年じゃ足りない、という思想の表明ですか?

3NATROM:2010/02/02(火) 15:45:42 ID:RzTrYzBo
なんとなく、「宿題をやってもらおう」臭がしますが、答えてみます。


>有性生殖では多くの細胞が複製されるので、人間では世代あたり1.6回の突然変異が起きる。ほんの小さな影響しか与えない突然変異は研究過程で見落としやすいので、この突然変異率の値は、おそらく過小評価である。中立的な突然変異を含めると、人間の接合子は64個の新しい突然変異を持っている[Drake et al.1998]。また別の推定では、少なくとも3つの有害な突然変異を含む175の突然変異が世代あたりに起きる[Nachman and Crowell 2000]。
ttp://transact.seesaa.net/article/111952622.html

というわけで、一番目の質問の答えは「1.6〜175個」ですね。


>理化学研究所や慶応大学と米英仏独中の6カ国で構成する研究グループが、ヒト遺伝子の数を約2万2000個とする最新の研究成果を21日付けでnature誌に報告する。従来は約3万2000個と予測されていたことから、大幅に下方修正されたことになる。
ttp://www.nikkeibp.co.jp/archives/338/338594.html

最新の推定数がどれくらいかはわかりませんが、それほど大幅な修正があったとは聞いていません。二番目の答えは「2万数千個」です。


三番目の答えぐらいは自分で考えて欲しいですが、コピペするだけでよいのでサービスで教えてあげます。

>生物としてのヒトを作るための情報は、4種類のDNA塩基が配偶子の核に含まれる約30億の塩基部位に書かれている。仮にこの3%の1億が意味をもち、残りはどんな塩基であっても、欠失は別として、ヒトの表現型の上で影響がないとしよう。この1億の部位のそれぞれが4種類の塩基のうちの1つで占められるから、ヒトを作る情報で考えられる場合の数は4100,000,000、すなわち約600万桁の数になる。無作為な突然変異だけでこのうちの特定の一つの塩基配列が生じる確率はこの逆数で、このとてつもない微小な確率は、どんなに大きな時間と空間が与えられたとしても、偶然だけで生じることは不可能なことを示している。
>一方、1億の塩基部位のそれぞれで選択が働き、少しずつ有利な変異を積み重ねていくとする。これが過去30億年にわたる地球上での生物進化の間に行われるとすると、(塩基部位の約1/4は偶然によりすでに適切な塩基がはまっていることを考えると、残りの部分で)部位あたり40年に一回の割合で自然選択により塩基を置き換えればよいことになる。これは十分可能性のある値である。「失敗は成功のもと」というが、短期的には負の選択をくりかえして、長期的には少しでも有利な変異を積み重ねていく過程が進化の上であったと考えられよう。
ttp://www.primate.or.jp/PF/yasuda/20.html


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