[FUSSILAT 41:11] Then turned He to the heaven when it was smoke, and said unto it and unto the earth: Come both of you, willingly or loth. They said: We come, obedient.
【岩波文庫版「わかりやすく」41:11】それがすむと、今度は天に登り給うた。その頃はまだ(天は)ただ一面濛々たる煙。
そして天と地に向って『さ、お前たちここへ来い、喜んで来るか、それとも迷惑か』とおっしゃると、『喜んで参ります』とお答えした。
41章9節の章句から、我々は地が「二日で」作られるのを見出す。そしてこれが表のうちの最初の二日である。
地の創造のあと、アッラーは創造の次の二日を描写し、41章10節で山々と植物が創造された
最初の「four days equal」を完了している。したがって我々はクルアーンの創造の段階的な順序を見出す。
アラーはまず地を創造し、そのとき山々と植物で地を満たした(山々と植物が、地が作られる前に作られる
ことが出来なかったのは全く理解できることである。こういうふうに、41章10節は全く無理がない順序でもって
41章9節の次にくる)。しかしそのとき、我々は41章11節が、
神が「それが煙だった時、天に向って登った(rose over towards the heaven when it was smoke)」
そして天と地とに話かけた時点から、地球がすでに存在し、宇宙が煙と同じくらいに、同じ時間に存在する
なかで、否定できない前後関係(文脈)を確定させるのをみる。それゆえにどんなイスラム教徒も
この章句が、完全に不合理で不条理なこの煙と同じ時点で地球が存在していると言っていることを
合理的に否定することが出来ない。