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「週間金曜日」的、「美味しんぼ」的トンデモ?
1
:
ちょちょんまげ
:2008/03/27(木) 09:00:15 ID:vUxNW.gI
僭越ながら新しいスレッドを立てさせていただきます。
契機は、shinok30さんの「親子丼」での記述を拝見して、少なからず驚かされたことにあります。
>一般的な常識として現在,化学物質による食物汚染によって癌が増えているという事実は確認されていないと理解しています
>残念ながら,2008年現在,日本では(一部の例外を除いて)発癌性物質を『農薬』としては使うことができませんが,
上記、shinok30さんのおっしゃる常識、認識が、私を含むど素人とはかなり異なっているように思えるからです。
また、かなり過激な発言に素人としては見えてしまいます。
現在、私が思うに、「化学物質」、「遺伝子組み換え」、「電磁波」などなど、「あれも危険、これも危険」だと考えるのが「一般人の常識(認識)」だと思うのです。
shinok30さんのおっしゃる「常識」、「認識」が正しい、あるいは、専門家の「常識」がshinok30さんのおっしゃるとおり、ならば(おそらくそうなのでしょう)、
「一般人の常識、認識」と「専門家や学会の常識、認識」ははなはだしく乖離しているように思います。
NATROMさんのブログを読んでいても、「化学物質」や「遺伝子組み換え」の危険性に対する自分の認識と異なっていることビックリすることがあります。
また、多くのメディアの論調もどちらかというと「あれも危険、これも危険」寄りなのではないかと思うのです。
この話に限らず、私のようなど素人には「トンデモ」かどうかを判断することが困難なことがよくあります。
さすがに「大地平坦説」や、「バクテリア集団からゾウリムシ」や「水伝」あたりになれば「検証の余地なく無視」であることがポンとわかりますが、例えば「千島学説」でも「腸が造血の主役かも」あたりでささやかれたら、案外騙されるかもしれません。(NATROMさんのFAQを読んでる「一般人」はやっぱり稀ですよね。)
あるいは、例えば「浜六郎」氏がトンデモなのかどうか、になると、はっきり言ってシロウトには、判断がつきません。
2
:
ちょちょんまげ
:2008/03/27(木) 09:08:35 ID:vUxNW.gI
このあたり、「一般人」と「専門家、学会」の認識の乖離が、わけのわからない「陰謀論」の温床になっているようにも思います。
特に「人体に危険」に関しては極めて身近なことであるだけに、「大企業寄りに見える」論調には「陰謀論」がつきまといがちだと思うのです。
(あんまり「身近」に見えない最先端物理のことでさえ、「常温核融合を利用した超小型純粋水爆」なんて話がでてますが。)
そこで、「一般人」と「専門家、学会」の認識の乖離が甚だしいものにつき、ご教授いただけたら幸いと、図々しくもスレッドを立ち上げました。
私の頭に今浮かんでいるのは例えば、
1.「農薬ってチョー危ないじゃん」はホンマか?
2.「有機食品バンザイ」はバカなのか?バカとまでは言えなくても、そんなに拘るこっちゃないのか?(それから、有機食品のがホントに旨いのか?)
3.「遺伝子組み換え食品」はホントにまだ検証不足で安全が保障されてないのか?
4.「電磁波過敏症」なんてあるんかい?マイクロ波って可視光よりエネルギー低いじゃん。
5.米国の牛食って平気なんかいな?
6.「原発」の是非
などなど、なのですが、他のことでももちろん結構です。専門家の皆様から見て、一般認識だいぶおかしいぜ、ってのがありましたら、ぜひ教えてくださいませ。
無論、結論の出ていないことも多いであろうことは分かっているつもりですので、「現在の知見」ということでご教授いただけたら、幸いです。
よろしくお願いいたします。m(_ _)m
3
:
NATROM
:2008/03/27(木) 13:16:35 ID:???
この問題に関しては、「メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学」(光文社新書)松永和紀著がお勧めです。いま手元にないからうろ覚えですが、個々の事例のみならず、なぜマスコミの報道が「あれも危険、これも危険」に偏るのかという点にまで考察していました。
各論ですが、
1.「農薬ってチョー危ないじゃん」はホンマか?→基準を守っていればほぼ安全だろ。
2.「有機食品バンザイ」はバカなのか?→好みの問題。
3.「遺伝子組み換え食品」はホントにまだ検証不足で安全が保障されてないのか?→ヒトへの安全性はあまり問題視されておらず、むしろ環境への影響が問題になっていたような。
4.「電磁波過敏症」なんてあるんかい?→可能性でいうとないとは言えないが、証明されていない。
5.米国の牛食って平気なんかいな?→平気。他に心配すべきことはいくらでもある。
6.「原発」の是非→100%安全とは言わないが原発ゼロは無理だろ。
ってなところはないかと。
4
:
NAN
:2008/03/27(木) 18:56:54 ID:9uBWM7P6
>>1
>現在、私が思うに、「化学物質」、「遺伝子組み換え」、「電磁波」などなど、「あれも危険、これも危険」だと考えるのが「一般人の常識(認識)」だと思うのです。
参考になるか微妙ですが、「ファインマン物理学を読む:竹内薫」からちょっと紹介。
(ちなみにファインマン物理学そのものは今回は関係なし。考え方のヒントがあったので紹介したいのです。)
以下、引用
--------------------------------------------------------
ほんとに大切なことは、時間をどのように定義するかということではなくて、どのようにして測るかということなのである。時間を測る一つの方法は、規則正しく何べんも繰り返すなんらかの現象―なにか周期的な現象―を利用することである。
と述べる。物理学においては定義よりも測定方法が重要だというのである。もちろん、これが哲学と物理学の差なのである。
--------------------------------------------------------p.28より:引用終わり
化学物質(ってほとんどのモノはみんな化学物質だろ?)だとか、電磁波(って、光も電波も電磁波だろ?)だとか、なんらかの「危険性を帯びたモノに対する標語」と化している言葉の本当の意味(この場合は科学的な意味)を理解しないで、なおかつ、どんなモノであろうと過剰に生体に投与したり露出させれば「たいてい危険であろう」ことは分かりきったことなのに、ひどく曖昧で広範囲な「モノ」を対象にした標語が一人歩きしている現実がまずありますよね。
その上で、私が引用した「測定」まで曖昧にされると、もう「なんでも危険」というヒステリーな状態が起こる、と私は思うのです。
農薬を希釈もせずにそのまま飲用すれば、まず間違いなく死ねるでしょう。高エネルギー電磁波(たとえば電子レンジ内部)に直接皮膚が晒されれば火傷じゃ済まないことになるでしょう。そんなことは専門家じゃなくても、少なくとも義務教育とか呼ばれるものを受けた「市民」であるなら必ず持っていて欲しい知識なんだけどね…。
ほとんんどの薬剤は基本的に「毒」なわけでしょう。それを適切に与えることで病気を抑えている。だからオーバードーズで死ねるわけだけど、じゃぁどれくらいの効用があるものをどれくらい使えば良いのだ?という論調にはなかなかならない。間違った用法で事故が起きると、間違った用法そのものよりも「あのクスリで死ねることを知らなかった」ことが問題になる。あるクスリが「毒だ」という定義が先にたって、効用や有用性を無視したヒステリーがはじまる。効用(薬効)のない薬なんて、意味ないじゃん!
>この話に限らず、私のようなど素人には「トンデモ」かどうかを判断することが困難なことがよくあります。
「定義」が先に立つのか、「測定(実験・観測)」が先に立つのか?は、けっこう重要な判断ポイントです。地球が丸いというアイディアが先にあったわけではなくて、地球が丸いであろうことを推し量らせるさまざまな観測事実があって、それを総合していくと地球が丸い形状で「あるべき」仮説が生まれ、そこから検証が始まる。光がいつも等速で観測されることから相対論のアイディアも生まれた。そういうことではないでしょうか。
5
:
NAN
:2008/03/27(木) 19:16:41 ID:9uBWM7P6
さて、食品ではなく医療がらみの疑問がちょっと出てきたので、ついでに質問させてください。
ttp://www.tbs.co.jp/program/superdoctor_20080325.html
上記は「これが世界のスーパードクター8!テレビ初潜入!天才名医の仰天テクニック完全公開!」と題し2008年3月25日に放映された番組です。けっこうこのシリーズは私も見ていて、おおよそ内容に納得しているし、未知の領域をいろいろ見せてくれて「TBSにしてはやるじゃん」とか思っていたのですが…今回の放送では「血液クレンジング」なる療法を推奨するスーパードクターが紹介されていました。
「血液クレンジング」というんだから、なんらかの方法で血液を「洗う」んだろうな、とは予測がついたのですが…実際に行っていたのは「オゾンで血液を洗う」というもの。オゾン(O3)に強力な洗浄作用があり、水中ではすぐに水に戻ってしまうので残留性がなく利用価値が高いことは理解できるのですが、これで血液を「洗う」ことが本当にアンチエイジングだとか免疫力の向上に繋がるのか、はなはだ疑問と感じました。
また番組では、血液クレンジングにより「活性酸素を除去」とも説明していましたが、悪玉とされる狭義の活性酸素(スーパーオキシドアニオンラジカル
・ヒドロキシルラジカル など)とオゾンは区別されているものの、広義に云えばオゾンも酸化活性が非常に高い活性酸素の仲間であることにはまったく触れていません。というか、オゾンがまるでとても安全な物質であるかのような紹介の仕方で、これはひどいな、と感じたのです。
オゾンによる「洗浄力」に疑いを挟んではいませんが、血液を洗うという行為(しかも保険外で一回三万円以上かかる)にどれほどのエビデンスがあるのか私には分かりません。「さらさら血・どろどろ血」についても「???」でした。ちょっとこの疑問に対して専門家の意見を伺いたいのですが、お願いできますでしょうか。
6
:
ちょちょんまげ
:2008/03/28(金) 13:23:49 ID:vUxNW.gI
NATROMさん、本のご紹介ありがとうございます。本屋に在庫がなかったので注文しておきました。日本からだから時間かかるけど、楽しみができた!
7
:
ゆんゆん探偵
:2008/03/28(金) 14:13:05 ID:Z8/db7go
チョー安心、100%天然有機栽培のトリカブト!
8
:
ちょちょんまげ
:2008/03/29(土) 00:52:35 ID:vUxNW.gI
すごい効きそうですね>100%天然有機栽培のトリカブト
9
:
diamonds8888x
:2008/04/10(木) 05:53:38 ID:47KDahkU
>>5
「さらさら血・どろどろ血」についてですが、信頼できるソースを探しているところです。一応、血液の粘性測定は医学検査の手段のひとつであり、いくつかの病気では変化するようです。
ttp://www.kw-guide.jp/medical/cat36/post_874.html 血液粘稠度
ttp://www.eonet.ne.jp/~hidarite/ce/bussei03.html 生体物性工学に関するよりぬきノート
糖尿病患者の血液の粘性係数
一般には粘性はヘマトクリット値、つまりはほぼ赤血球密度の増加で増えるようです。血液はけん濁液ですから、これは当然でしょうね。以下には高山の低酸素大気への適応で赤血球が増加し粘性が増えると書かれています。
ttp://www.t-net.ne.jp/~kondoy/lecture/bme/03.pdf
専門的には、「血液のレオロジーと血流 (ME教科書シリーズ) 」コロナ社 (2003/03)という本が詳しいのではないでしょうか。読みもせずに紹介してすみませんが。
あと、TVなどで血流が遅くなるような映像が写されることがありますが、血流の速さには粘性の他に血管の太さや血管壁と血球との付着性?みたいな性質が影響するはずです。生体の血管系をそのまま写した場合だと、血管の太さの変化が一番大きいように思えます。
10
:
名無しさん
:2013/08/29(木) 20:32:15 ID:???
1
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