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ミツバチの利他的行動@南堂久史

43shinok30:2008/03/26(水) 23:48:29 ID:ZwMBXRCY
>仮に、「自分の遺伝子」という概念が成立するとしたら、それはただ一つ。
>自分にある遺伝子が、突然変異で誕生した独自の遺伝子である場合だけだ。
>しかしながら、自分の遺伝子の大半が突然変異の遺伝子であるということは、
>ありえない。人間と猿でさえ遺伝子は 98%ぐらいが共通しているのだ。
>とすれば、人間でありながらその遺伝子の大半が突然変異で生じたものだ、
>ということはありえない。結局、各人の遺伝子ほとんどすべては、ずっと
>昔からある遺伝子だ。自分だけの遺伝子ではなく、人類の遺伝子プールに
>昔からずっと蓄えられていた遺伝子だ。そんなものを「自分の遺伝子」と
>呼ぶことはナンセンスである。
ttp://openblog.meblog.biz/article/492647.html

『自分の遺伝子』の「自分の」という言葉にこだわって
あいかわらず,南堂さんがうだうだ言ってますが,
血縁淘汰の概念を理解していないのが丸分りですね

血縁淘汰の対象になる「自分の遺伝子」というのは
「自分が祖先から受け継いだ遺伝子」のことに決まっていますよ
「突然変異で生じた独自の遺伝子」なんかは
(血縁者だろうが)自分以外の個体経由で子孫に伝わるわけがないでしょう
「血縁度=同じ遺伝子をどれだけもっているか」という初歩的な誤解もしていますしね

>ここでrとは同じ遺伝子をどれだけもっているかではなく,「祖先からくる遺伝子を
>共有する確率」であることに注意してほしい.たとえば目の黒い父と目の青い母の子
>たちが目を黒くする遺伝子を兄弟で共有する確率である.「人間とチンパンジーで
>さえ90%以上の共通の遺伝子をもっているから血縁度などとはナンセンスだ」と
>いう俗論は間違っている.
(「動物の社会  社会生物学・行動生態学入門 」 伊藤 嘉昭著 東海大学出版会 より)
ttp://www.bk1.jp/product/00490989


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