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ミツバチの利他的行動@南堂久史
33
:
shinok30
:2008/02/14(木) 05:25:33 ID:u4kOadHI
>また、単細胞生物が群体状に集積したものもある(ボルボックスなど)。
ttp://openblog.meblog.biz/article/355298.html
それに「ボルボックス」は有性生殖しますよね
自分でリンクしているウィキの説明にも「有性生殖を行い」って書いてありますよw
>春から秋にかけて無性生殖で繁殖し、環境が悪化してくると有性生殖を行い、乾燥を耐える接合子を形成し冬を越す。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
ボルボックスは異型配偶子接合によって生じた接合子(2n)が減数分裂して始源細胞(n)となり,
始源細胞から配偶体が生じます
配偶体は無性生殖を繰り返した後,必要に応じて配偶子を形成し,配偶子が接合して接合子(2n)となります
つまり,普通に見られるボルボックスは単相の配偶体で,世代交代のない生活環様式ですね
このタイプの生活環は「アオミドロ型」と呼ばれ,アオミドロやボルボックスなどの淡水産の緑藻類の他,シャジクモ植物にも広く見られます
また,緑藻類の中には,接合子(2n)が体細胞分裂や核分裂を行って胞子体(2n)を形成するものあります
この中で胞子体がさほど体制の分化をしないタイプの生活環は「ヒトエグサ型」と呼ばれます
ヒトエグサは接合子が発芽して胞子体を形成し,やがて減数分裂を行って多数の遊走子(運動性のある胞子)を放出します
遊走子が発芽して雌雄の配偶体(n)が生じた後は「アオミドロ型」と同じですね
これはヒトエグサ,ランソウモドキ,ハネモなどの海産の緑藻類に見られるタイプで,
「配偶体(n)?胞子体(2n)の世代交代があり,主相が配偶体にある」生活環様式です
これは陸上植物では「胞子体(2n)がコケ本体(n)に寄生的に存在する」コケ植物型に相当します
一方,陸上植物でもシダ植物や種子植物では,コケ植物とは逆に主相は胞子体(2n)にあります
このシダ植物の生活環は中学の理科でも習いますね
「世代交代」という語も高校「生物」の「ミズクラゲの世代交代」のところで出て来るので,
南堂さんには中学〜高校の教科書をきちんと復習してもらいたいですね
緑藻類にも胞子体(2n)が主相となるシダ植物に相当する生活環もあって,「ツユノイト型」と呼ばれます
さらに,「配偶体(n)と胞子体(2n)が同形でどちらが主相ともいえない」生活環(同形世代交代)もあって,
このタイプは「シオグサ型」と呼ばれます
これはアオサ,アオノリ,ジュズモなどの海産の緑藻類に見られますね
その他,複相の個体が減数分裂によって卵と精子を形成する(我々ヒトを含む)後生動物と同じ「ミル型」もあります
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