卵の大きさと卵数のトレードオフの関係はすでに議論されています
まずは,1970年にPiankaが唱えたrーk選択説がそうですね
さらに,伊藤嘉昭は「世代時間」という独立変数を組み込んでしまうrーk選択説の曖昧さを批判し,
"the procurablilyty of food by the young"(子にとってのエサの得やすさ)によって,
多産多死戦略と少産保護戦略のどちらかを選択すると考えました
ようするに,「子にとってエサの得やすい」環境では多産多死戦略が,
逆の場合は少産保護戦略が選択されやすいということです