したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

パニック症候群と化学物質過敏症

1naive:2007/07/11(水) 09:40:35 ID:yEShwe5M
はじめまして。こちらに書込んでいい内容なのかわかりませんがもしまずいようであれば
削除してください。見切り発車書き込みでもうしわけないです。

私は以前パニック障害をわずらっておりました。(今はすっかり完治しました)
一体どういう状態になるかというと、死ぬような恐怖感で、鼓動が激しくなり
過呼吸になって立っていられなくなります。そのまま立ってると確実に失神します。
吐き気、悪寒、頭痛、脂汗等さまざまな不定愁訴に同時に襲われ、まさに
溺れる寸前のようなパニック状態になります。これが時と場所を選ばず発作的に
起きる訳です。

なぜこんな事になるかというと、一度死ぬような体験をすると、
記憶にその印象がのこり、ふとした弾みでその状況がよみがえってくるわけです。
また、予期不安といっていつ発作が起きるか不安に思い鬱症状までおまけについてきます。

パニック障害のメカニズムは専門外なのでさておき、
パニック障害が初めて起きたときの状況というのはとても重要です。
ある人は満員電車、ある人は事故の経験、ある人は喘息の発作で
その時のワゴトニー状態を記憶に焼き付けてしまいます。
初めての時と似たような状況になると簡単に発作が起きます。

私の場合はとある薬物で猛烈な吐き気がおそってきて、死ぬんじゃないかと
思ったのがきっかけでした。それ以来、たべすぎて胸焼けがしただけで
発作が起こったり、ひどい時には飲酒→泥酔→吐き気というふうに連想ゲームで
全く関係ない行動でも発作が起きました。

で、化学物質過敏症の人たちの症状をみるとかなりの部分でパニック症候群と
かぶる事に気がつきます。
そこで私の仮説なんですが、化学物質過敏症とよんでいるものは単なるパニック障害であって
タバコの煙や化学物質に晒されてるといった思い込みがトリガーとなってるだけの事ではないのか
ということです。
例えば喘息を持ってる人が、タバコの煙で咳き込みその喘息の不安からワゴトニー状態になり
それ以降タバコの煙や化学物質に異常な恐怖感をいだくようになることは十分に考えられます。

まあ私は科学者ではないので実体験の感覚できめつけてますが、
実際、心因性だけで体のとこも悪くないのにああいう苦しい状態まで持っていける訳ですから、
化学物質過敏症の症状の原因としてまず疑うべきではないでしょうか?

パニック障害になるとひどく被害妄想的になり
回りは誰も理解してくれないという気持ちになります。
そんな時に環境臨床医が化学物質過敏症という病名をひっさげて手を差し伸べるのですから
簡単にすがりついてしまいます。だから患者さんは被害者というべき存在で、
化学物質過敏症と信じ込んでる人をみるとかわいそうになってしまいます。

2ななみ:2008/05/14(水) 13:45:00 ID:0NCQH1dU
化学物質過敏症は、実際粘膜などに炎症を起こす人も多いので心因性とは言えないかと。どちらかといえば極微量でも起こるアレルギーとの解釈が近い。花粉症と同じ。ただ呼吸器や神経にくるので、苦しみが違う。よって、恐怖感という点では相似だが、別もの。
ただ、化学物質過敏症から心身的にストレスがかかりパニック障害という可能性はあると思うが。

3NATROM:2008/05/15(木) 09:48:26 ID:F30kiRX2
naiveさんのご指摘のように、「化学物質過敏症」とされている症例の一部に、パニック障害が含まれていると私は考えています。発症のきっかけが本当に大量の化学物質の暴露にある場合もあるでしょう。ななみさんの言うように、アレルギーとも重なり合う症例もあるでしょうが、「化学物質過敏症」は一般的に他覚的な所見に乏しいので、「粘膜などに炎症を起こす」のであれば、別の病名がつくと思います。もともと、アレルギーは超微量で起こるものです。

化学物質過敏症とパニック障害についてはいくつか論文も出ていますが、私の調べてみた限りでは決定的なものはないようです。化学物質過敏症とされている症例集団はきわめて多様であり、パニック障害やアレルギーの他、慢性中毒や他の精神疾患も混ざっていると思います。臨床環境医による診断基準が機能していないがゆえでしょう。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板