したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

Temporal氏との議論スレ

96えめ:2006/08/28(月) 17:54:21 ID:IH5YYuV.
 キリンの長い首は高い枝にある葉を食べようと首を伸ばし続けた結果、ほんの少しだけ伸びた首の形質が遺伝して、その子供たちは親よりも少しだけ首が伸びた。これがラマルキシズムの概念だと思うが、現在獲得形質が遺伝するメカニズムは発見されていないのは横に置いといて。
もう少し基本的な疑問なんだけど。
 
 進化に獲得形質の遺伝を認めるなら、生存、種の存続の為の欲求に基づく家畜の品種改良の成果の一部は説明付くにしても、愛玩動物の場合はどうなんだと言うこと。(白色レグホンの産卵数=常に卵を抱いていたいとか、ホルスタインの搾乳量=子牛に乳を多く与えたいとか、でも黒毛和牛の霜降り具合なんかはどうだろう)愛玩動物の特徴も親が獲得した形質が遺伝して出来上がったのだろうか。

 愛玩動物といえば第一に金魚だ。
まず他のペット犬や猫のように元々人間に役立っていましたぁっつう生物じゃない。
炭鉱でガスの発生を知らせるために命を懸ける事もしない。最初は珍しさから、やがて可愛らしさから。
実利とは縁遠い所にいながらこれだけの歴史を持った家畜は他にいないだろう。
金魚は徹頭徹尾愛玩のみに生存している。(大正時代には金魚料理もあったらしいが、二次的に派生したものだろう)

金魚には様々な品種がある。もちろん生物学的な種ではなく、犬の品種と同じある定まった特徴を持った個体に対する名称であるが、頭部の肉瘤や背びれの喪失、鼻孔褶の肥大。尾びれ一つとってもフナ尾、サバ尾、三つ尾、四つ尾、桜尾、蝶尾などそれこそ様々な形態がある。これに色や鱗の形状まで加えたら正に百花繚乱、日本画の格好な画題ともなる。

ここで疑問なのはそれら品種の元になったささやかな特徴、たとえばオランダシシガシラの頭の肉瘤をそもそも何故金魚は欲したのか
リュウキンに見られる丸い体を何故金魚は欲したか。そもそも赤い色や長い鰭を金魚の祖先=フナ類の一種は何故欲したか。
そして金魚達は何故それらの特徴を長い期間”より欲し続けた”のか。”より”大きな肉瘤や”もっと”長い鰭を欲しなければ今のような金魚が出来ない道理だ。
それは性選択=丁度孔雀のメスが交尾の相手を見事な羽のオスから選ぶように金魚が産卵に於いて見事な肉瘤や鰭を選ぶ、事はねえ。
あれは性差ではないから(グッピーはどうなんだろう。あの見事な尾はオスだけじゃなかったかな)。逆に遊泳能力が大きく落ちるのはいかなる場合でも生存上は不利だろう。別に野生状態じゃなくてもさ。同属の金魚同士でも餌や産卵場所である藻場での受精なんかは基本的に自由競争だから。 

 大甘に見て、金魚に見られるように生きるのに可でも不可でもない特徴の場合、それを欲するかどうかは個体の意思に大きく左右されるのではないかな。
「赤くなりてぇ」「もっとヒレが大きかったら」「背びれ、邪魔」「肉瘤が好き」極端には「花房萌え〜」とか。
その結果、見事願いが遺伝子に通じた奴だけが親よりも立派な肉瘤やヒレを持って生まれてくる。んで人間がそれを独自の審美眼で選り分ける。
結果性格を考えても今のオランダシシガシラは皆肉瘤フリークでコメットはひれフェチ、出目金は巨眼マニアだ。
獲得形質の遺伝で金魚の特徴を考えるとこのようにならないかな。

 しかし、形質を伝える遺伝子は性格の一部(気質、とでも表わすのか?)とも関連付いている、と仮定するにしても、オランダシシガシラがリュウキンよりもオランダシシガシラの特徴を好む(特徴ごとに集合する)、といった観察結果は見られないし、同じ色同士がつるむ事もない。
 金魚を見てると偶然の変異を人が選り分けて淘汰した、がすっきりと腹に収まるんだがな。

金魚は品種維持の為に品種の形質が発現されない稚魚は容赦なく捨てられたり、運がよければ金魚すくいに使われているんだが、子供に見られる形質のブレは獲得形質の遺伝ではどう説明すんのかな。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板