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2
:
ミケ
:2006/02/03(金) 21:56:02 ID:zcGeqzE6
一発目はbombardier beetleことミイデラゴミムシ類。いわばヘコキムシ。
ある創造論者はおおむね以下のように主張した。
このムシの放屁行動が突然変異で偶然生じたなんてありえない。
なぜなら、
・化学反応用の100℃の高温にも耐える器官
・化学反応の基質(ハイドロキノンと過酸化水素)
・基質が反応しないようにしておくための抑制物質
・反応のための酵素
・噴射の調節装置
の全てが同時に生じなければならないからだ。
これに対する最も適切な反論は「同時に生じる必要などない」でしょう。
・そもそも『基質が反応しないようにしておくための抑制物質』など存在しない
・化学反応の基質が体内で別の目的で使われていた
ソース
リチャード・ドーキンス「盲目の時計職人」(p.151〜p.152)
・反応に必要な酵素、カタラーゼとペルオキシダーゼは放屁用化学反応のためだけの酵素ではない
ソース
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BC
http://en.wikipedia.org/wiki/Peroxidase
・祖先においては、化学反応用の器官が100℃の高温に耐える必要などなかったかもしれない。なぜならCrepidogaster属の甲虫の“屁”は、せいぜい43℃から64℃くらいまでしか上がらない。
ソース
Eisner T, Aneshansley DJ, Yack J, Attygalle AB, Eisner M. 2001. Spray mechanism of crepidogastrine bombardier beetles (Carabidae; Crepidograstrini).
Chemoecology 11: 209-219
とまあこんな感じで。
投稿中にキーワードを散りばめとくとあとで検索しやすいかな。
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