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トンデモネタに対する突っ込み用情報ソース備忘録
100
:
ミケ
:2015/05/24(日) 10:37:17 ID:P0ev.7kw
久しぶりに数年越しの宿題でも。
>>81
で紹介された創造論系の進化論否定に出てきたコリン・パターソン博士の言葉について解説です。
先日、第一掲示板で、某困ったちゃんが何度目かのもう来ない宣言をしましたが
彼が二年ほど前に引用の引用で同じようなものを取り上げていたのを思い出しました。
で、GW頃にようやくまともに読み始めたんですが、
気になることが出てきて調べているうちにいろいろ横道に逸れて今頃になってしまいました。
それについてはまたレスを分けるとして、
問題の記述
ttp://creationontheweb.com/images/lote/japanese/5805stones_and_bones.pdf
のp. 22-23について
大方の予測どおり、これは創造論系進化論否定トンデモさんおなじみの手口「不完全な引用」です。
※参考:エホバの証人の本に見られる「不完全な引用」
ttp://members.jcom.home.ne.jp/natrom/cite.html
先に結論を書いてしまうと、
コリン・パターソン博士が「存在しないよ」と言ったのは、中間型ではありません。
化石記録では、“直接的な祖先かどうか”を証明できないので
“反論の余地も無くAの子孫でCの祖先であるB”なんて言える化石は存在しないよ、と言ったのです。
その詳しい内容については、
>>82
で紹介したページにあります。
Talk Origins Archive
「Patterson Misquoted - A Tale of Two 'Cites'」
ttp://www.talkorigins.org/faqs/patterson.html
上記HPには、ライオネル・タニッセン(Lionel Theunissen)という人が
創造論者によるコリン・パターソン博士(Colin Patterson)の引用を知って
興味を抱いて本を読んだり各方面に手紙を送った経緯とその結果が記してあります。
ちなみにコリン・パターソン博士(1933-1998)は
大英自然史博物館(現在のロンドン自然史博物館)に勤めていた古生物学者で、
化石魚類とSystematics(うまく和訳された日本語はないが日本語版Wikipediaでは体系学)を専門としていました。
文中では筆者ライオネル・タニッセンがこの問題に興味を持った経緯とか、
彼が受け取った手紙とか、
それらについての創造論者カール・ウィーランド(ヴィーラント?)(Carl Wieland)のコメントや、
それについての彼の感想も出てきますが
そのへん興味のある方はセルフサービスでお願いします。
次のレスで創造論者によく使われる引用部分と、
その“続き”を見てみましょう。
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