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進化生物学の誤用を考える

2NATROM:2005/11/03(木) 09:12:56 ID:Z2veARY2
とりあえず消されちゃった私のコメントを再掲する。さて、削除に値するものだったかどうかは、読者に判断してもらいたい。

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>長谷川真理子氏については知りませんでした。竹内久美子さんも「科学的事実よりもイデオロギーを優先する学者が多数いる」と言っていましたから、その類でしょう。

おいおい、長谷川眞理子も知らないのに、【「進化論学者」「動物行動学者」「生物学者」で、”少子化で日本の人口がどんどん減る”
などと言っている者は一人もいません】って言っていたのですが。それから邦訳された本を買うときには、訳者の名前を確認したほうがよいです。「社会生物学の勝利」の訳者は「科学的事実よりもイデオロギーを優先する学者」かもしれませんよ。


>ドーキンスも「多産系の女性がいる」と認めているではありませんか!

私は別に、子の数に遺伝的変異が【ありうる】ことを否定していません。注を参照のこと。

http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20051030#20051030f1

【ありうる】【ある】を区別しましょう。子の数に遺伝的変異が【ありうる】からといって、それを無条件に前提にした証明には不備があると言っているのです。それに、ムサシさんは引用していて、[現代社会という環境下で]多産系の遺伝子は、ヒトが進化してきた環境下では淘汰されてしまうことに気付かなかったんですか?現代社会が成立する以前は、かような遺伝子は「彼らの子のうち生き残れるものの数が少ないから」淘汰されて無くなってしまいます。現代社会でなんで都合よく、突然にそのような遺伝子が生じるんですか?


>「自由意志のある先進国」でなぜ、”少子化を解消”しようとしても効果が上がらず、少子化が止らないのですか?

子の数が遺伝的に決定されていないからでしょうね。ヒトに自由意志などなく、ひたすら遺伝子をコピーするだけが目的なだけなら、そもそも少子化なんて起こらなかったはずです。


>「男女の数は何故・均衡する」(歴史上一度も崩れたことがない)のですか?

新生児の性比がほぼ1:1だからでしょう。「少子化が進行するなら、(一旦どちらかに偏ったらそれも進行し)男女の均衡も崩れるはず」という理由がわかりません。


> 50年・100年経って日本の人口が半分になっても更に減り続けますか?「自由意志」はそれでも生まない選択をし続けるのでしょうか?
> 人口が1/10になっても「自由意志」は産まない選択をし・人口はまだ減り続け0になるまで続くのでしょうか?

それはそのときになってみないとわかりません。私の個人的な意見を言えば、人口は0になるまで減り続くということにはならず、いずれは下げ止まると思います。しかし、ムサシさんが想定したような理由からではありませんが。付け加えれば、いずれ下げ止まるからといって、少子化対策が不要ということにはなりません。急激な人口の低下が社会的に悪影響を及ぼすのであれば(私は及ぼすと思う)、税金を投入して少子化対策を行うという選択肢を考えるべきです。


> 利己的な遺伝子が自身の死を目指す科学的な説明を提示してください。

どこかに「利己的な遺伝子が自身の死を目指す」などと主張している人がいるのでしょうか?定義上、利己的な遺伝子は自身の死を目指しません。人間は利己的な遺伝子に反逆する能力を持っているがゆえ、その気になれば自殺も出来ますし、避妊も出来ます。
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