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世の中の親の素顔
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:
名無しさんは神戸学院大
:2019/03/17(日) 16:19:58 ID:PeBZLkNI0
「虐待する親は、目先の感情でしか動けない動物のレベル」 東大卒ママの“しつけ”論
AERA dot. 2019/03/17 11:30
■「自分は正しい」「相手のためだ」と行動を正当化する
子どものときに染みついた常識は、大人になって簡単に変えられるものではありません。自分が親になったとき、「暴力をつかえば、正しくなくても必ず親が子どもに勝つようにできている」というルールから抜け出すことは難しいでしょう。そのため、虐待された子どもが自分の子どもにも暴力を振るってしまうケースも多いと言われています。
親だって叩いている途中で、「自分がしていることは虐待だ」と思わないはずがないです。しかし、人間は「これはしつけのための行動だ」と考えることで、「自分は正しい」「相手のためだ」と行動を正当化するのです。
これは、いじめとも共通する考え方でしょう。自分の中にある承認欲求、モヤモヤをすっきりさせたいがために、誰かを下にすることで「上にいる自分」を確認し、いい気分になりたいのです。自分の中にある欲求を、自らが努力することではなく、人を貶(おとし)めることで満たそうとする、あまりにエゴイスティックな行為です。
人間は誰しも完璧ではありません。親だって改善したほうがいい点はたくさんあります。そして、ときどきは、片づけをする気分ではないこともあるでしょう。私だって、片づけが大嫌いで、机のうえはいつもごちゃごちゃしています。
それなのに、掃除をしているとき、イライラしているときに子どもがおもちゃを大量に散らかしていると、「なんで片づけられないの!」と、怒鳴りたくなることがあります。暴力や恐怖で、自分の言うことを聞かせようとしてしまうのは、子どもを下にみている証拠です。そこを断ち切るためには、やはり「自分も子どもも、同じ人間である」という横の視点が必要なのではないでしょうか。
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