したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が200を超えています。300を超えると投稿できなくなるよ。

世の中の親の素顔

78名無しさんは神戸学院大:2019/03/17(日) 16:17:23 ID:PeBZLkNI0
「虐待する親は、目先の感情でしか動けない動物のレベル」 東大卒ママの“しつけ”論
AERA dot. 2019/03/17 11:30

■しつけとは、子の将来のためを思って成長するように導く行為
 当たり前ですが、親のこのような暴力が、しつけという言葉に当てはまるわけがありません。しつけとは、その子の将来のためを思って、成長するように導いていく行為です。
 有名な実験で、箱の中から外の餌を取りにいこうとするマウスに、電流を流すというものがあります。マウスは何度も餌をとりにいこうと試みます。しかし、箱の入り口につけた電流の痛みでショックを受け、なかなか餌がとれません。最終的に、何回も電流を流され続けたマウスは、無気力になってしまい、箱の電流を流す装置をなくしても、餌をとりにいこうとはしなくなってしまうのです。
 虐待は、マウスではなく、人間である子どもに対して電流を流すのと同じ。子どもを「納得させて」ではなく、「恐怖で諦めさせて」行動を支配しているだけです。子どもはどんどん無気力になり、諦めることばかり覚えていきます。これは子どもの未来をよりよくするための「しつけ」とは真対極の位置にあるものです。
 人間は、言葉というコミュニケーション手段をもっています。問題が生じたら、話し合いで解決していくべきです。それにも関わらず、一方的な暴力で従わせることは、親が目先の感情でしか動けない「動物のレベル」なのだといえるでしょう。目黒区の事件のように、子どもに「許してください」と言わせている親自身が、本来は子どもに謝るべき立場にいるのは、客観的にみて一目瞭然です。
 虐待をする親は、子どもを「横」ではなく「縦」の関係性で捉えているのだろうと思います。自分の子どもを、人間という同等の生き物としてみていないのです。
 当たり前ですが、子どもはその子なりに自分の意見があり、小さな頭で考え、悩み、行動し、試行錯誤して成長し、生きています。しかし虐待する親は勝手に自分が上であり、子どもは下にいると信じ切っているように思えます。自分だって未完成な人間のくせに、子どもは完璧に自分の思いどおりに動かないと気がすまない。
 最初はほんの少しだった暴力が、どんどんエスカレートして悲劇を生んでしまうケースが多々あります。自分の子どもを殴って死に至らしめるのも、成人した他人の首に刃物を突き刺すのも、同じく、れっきとした殺人事件です。しかし、「子どもへの暴力」を、殺人として深刻に捉えられない親がいるのは確かです。
 実際のところ、虐待する親は、未熟なまま大人になっている人間が多いのです。本来なら、自分の子どもは守るべき対象のはずです。それを、物理的に力が強いというだけで大人である自分のほうが立場は上だと勘違いし、「力で子どもを支配していい」と思い込んでしまう。
 ここで考えてみて下さい。もしこうした親が年を経て力が衰えた老人になり、同時に子どもが成長して、身長が180センチもある筋肉質の大人になったときのことを。年齢差や、親子であることに一切変わりはありません。そのとき、親は以前のように問題を暴力で解決しようとするでしょうか。決してそんな手段をとろうとはせず、それどころか避けようとするのではないかと思います。
 暴力をつかうと、正しいも悪いも関係なく、必ず「肉体的に強いもの」が勝ちます。つまり最初から勝負が決まっているわけで、力が強いものが弱いものに対して暴力をふるうというのは、卑劣で一方的な支配の方法なのです。「自分はこうしたい」という欲求をねじ伏せられ、納得していないのに暴力で従わされてしまう状態が続けば、大人になった時点で精神的にぼろぼろになっていて当然です。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板