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世の中の親の素顔

1名無しさんは神戸学院大:2017/07/19(水) 21:46:05 ID:Nkg85I8Q0
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265名無しさんは神戸学院大:2020/07/28(火) 19:27:04 ID:0sQ.CVKE0
>>263
児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に
産経新聞 2020/07/28 14:05

■児童相談初の主な権限>>269
© 産経新聞社 児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に

 西日本の児童相談所(児相)に勤務する坂本優太さん(27)=仮名=はこの春、遠方の児童福祉施設を1日がかりで訪問した。虐待を理由に児相が親との長期分離を決め、約半年前に施設に入所させた小学1年の桜ちゃん(7)=同=に会うため、そして両親の「親権」を停止したことを伝えるためだ。

© 産経新聞社 児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に

 父親が家で日常的に暴力をふるい、継母も止めようとしない。自由に外出できずに小学校への通学すらままならなかった桜ちゃん。児相は身体的虐待、ネグレクト(育児放棄)、心理的虐待と認定。一時保護した上で「早期の改善は見込めない」と判断し、施設入所を決めた。
 入所当初、桜ちゃんはネグレクトの影響で成長が遅れていたためおむつが取れず、筋力不足でよく転んだ。表情はぎこちなく、周りの子供との接し方が分からないのか、けんかも多いと坂本さんは聞いていた。
 少しずつなじんでいると思っていたが、久しぶりに会った桜ちゃんの表情はやはりこわばっていた。「また家に戻されると思ったのだろうか」。緊張しているのが伝わった。
 まずはひたすら一緒に遊んだ。トランプをしたり、縄跳びをしたりしているうちに、桜ちゃんに自然な笑顔が増えていった。坂本さんは頃合いを見計らい、一番の目的の「親権停止」の話を切り出した。

266名無しさんは神戸学院大:2020/07/28(火) 19:29:19 ID:0sQ.CVKE0
児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に
産経新聞 2020/07/28 14:05

■伝える仕事
 児相は、虐待の疑いがあり、緊急に親子を引き離した方がいいと判断した場合、まず一時保護をする。だが、その期間は2カ月以内とするのが原則。その間に家庭の調査を行い、子供が親元で暮らすことが難しいと判断した場合には、施設や里親に子供を預け、家庭の改善や子供のケアを時間をかけて行う。親権を停止しなくても、親子を引き離し続けることは可能だ。
 ただ、桜ちゃんの父親は気にくわないことがあればすぐに相手先に怒鳴り込み、脅迫するような性格だった。今は施設入所に同意しているが、気が変われば親権を理由に施設を脅し、桜ちゃんを連れて帰ろうとしかねない。
 そこで児相はこれまでの父親の素行記録などの証拠を集め、児童福祉法などに基づき家庭裁判所に親権停止を申し立て、認められた。停止中の父親は「他人」。桜ちゃんの居場所を知ることも、生活に口出しすることもできない。
 子供であっても自分が置かれた状況を知る権利がある。坂本さんは自作した切り絵を使って、ゆっくりと話し始めた。
 「子供たちのことを決める『親権』というカードがあって、お父さんとお母さんが持っていたの」「それがよくないと思うから、家庭裁判所というところに決めてもらって一度取り上げてもらったんだよ。いいかな」。精いっぱい分かりやすい言葉で伝えると、考え込むような様子で聞いていた桜ちゃんは「うん」とうなずいた。

267名無しさんは神戸学院大:2020/07/28(火) 19:32:09 ID:0sQ.CVKE0
児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に
産経新聞 2020/07/28 14:05

■弁護士と連携
 誰にも頼れなかったり、市町村が支えきれなかったりして「重症化」した虐待家庭に対しては、児相が最後のとりでとして力を発揮し、桜ちゃんのような幼い命を守る。そのために幾度となく法改正が重ねられ、家庭への児相の介入の切り札となる“法律の盾”が与えられてきた。
 その一つが桜ちゃんのために使われた親権停止。裁判所への申し立てが認められれば、最長2年間、親権を止めることができる。確実に親子を引き離して子供を守り、親を強く指導するための制度で、平成24年4月施行の改正民法・児童福祉法で導入された。それまで親権を制限する制度は、親権を完全に奪う「親権喪失」に限られており、将来の親子関係の修復を見据えると、行使しづらい側面もあった。
 児相が裁判所に親権の制限を求めた件数は、喪失のみだった23年度は9件だったが、停止も可能となった24年度は38件、25年度は45件と急増。28年度には最多の59件を数えた。
 また28年の改正児童福祉法を機に、全国の児相で弁護士配置も進み、連携が取られるようになった。桜ちゃんのケースでも、坂本さんは児相に勤務する弁護士と業務にあたっており、「法律を駆使することで介入しやすくなった」と明かす。

268名無しさんは神戸学院大:2020/07/28(火) 19:34:30 ID:0sQ.CVKE0
児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に
産経新聞 2020/07/28 14:05

■何が幸せか
 親権停止と、それを桜ちゃんに伝えるという重い仕事を終え、少しほっとした坂本さん。だが、これで終わりではない。
 親権停止は2年後に再度申し立てることができる。そうでなくても児相は、桜ちゃんが18歳になるまで、ずっと親と引き離しておくこともできる。しかし、それは残りの人生を親と関わらずに生きていくという選択に等しい。
 一方、施設に入ったころ「もう家には帰りたくない」といっていた桜ちゃんは、家での楽しかった思い出を話すようになっていた。いずれは戻りたいと思うかもしれない。父親のことも含め家庭の状況を改善させることができれば、親権停止を取り消して家庭に戻すことも考えられる。
 桜ちゃんにとって本当の幸せは何か。強い権限を持つからこそ、児相はそう自問しながら親子と関わり、家庭の立て直しに取り組んでいく。
 大人になるまで子供に向き合う児相にとって、施設入所や親権停止はゴールではなくスタートだ。桜ちゃんの屈託のない笑顔を眺めながら、坂本さんは職責の大きさを改めて感じた。

 「児童虐待」に関する皆さんの情報やご意見、ご感想を募集します。
 住所、氏名、年齢、性別、電話番号を明記していただき、郵送の場合は〒556-8661産経新聞大阪社会部「虐待取材班」、FAXは06・6633・9740、メールはgyakutai@sankei.co.jpまでお送りください。>>265-268

269名無しさんは神戸学院大:2020/07/28(火) 19:37:21 ID:0sQ.CVKE0
■児童相談所の主な権限>>265-268
1.一時保護→ 2.長期の親子分離 → 3.施設入所・里親委託

1.一時保護
緊急保護や調査が目的で原則2か月が限度
1.(1)立ち入り調査
住居などに入って、子供の状況を確かめる。
1.(2)臨検・捜索
立ち入り調査を拒否した場合に、鍵を壊すなどして強制的に住居に入る。

2.記載なし

3.施設入所・里親委託
親の同意があれば無期限
3.(1)親権停止 喪失
親権を最長2年間停止したり、無期限で奪ったりすることができる。

270名無しさんは神戸学院大:2020/09/08(火) 16:56:35 ID:Ss7ru.s60
>>169 >>178 >>199 >>212-214
目黒の女児虐待死、2審も母親に懲役8年判決…被告側の控訴棄却
読売新聞 2020/09/08 14:43

 東京都目黒区の船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)虐待死事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の優里被告(28)の控訴審で、東京高裁は8日、被告を懲役8年とした1審・東京地裁の裁判員裁判判決を支持し、被告側の控訴を棄却する判決を言い渡した。

271名無しさんは神戸学院大:2020/09/28(月) 11:32:21 ID:dVaYPqXw0
児童虐待相談3倍超、職員疲弊「手回らない」 事件兆候見逃す例も 兵庫県
神戸新聞NEXT/神戸新聞社2020/09/28 07:30

© Copyright(C) 2020 神戸新聞社 All Rights Reserved. 虐待相談などを受ける児童相談所の面接室。昨年新設された明石市の児相は、国の基準以上の職員体制で臨む=明石市大久保町ゆりのき通1

 兵庫県内の児童虐待相談件数が10年間で3・6倍になる一方で、県が所管する児童相談所(児相)の職員数はほぼ横ばいで推移している。現場の負担が増す中、児相間や関係機関の連携不足や兆候の見逃しで防げなかった被害もある。専門家は「中核市による児相の設置推進や人員拡充など国の積極的な対応が必要」と体制強化を求めている。
 県所管の児相5カ所(中央=明石、西宮、川西、姫路、豊岡)の相談件数は10年間で3・2倍に増えたが、臨時、非常勤を含む職員数は2019年4月現在で約250人と、10年4月の約240人から微増にとどまる。政府は専門性が高い児童福祉司の配置基準を厳しくするなど体制充実を打ち出すが、根本的な解決には至っていない。
 18年に東京都目黒区で5歳の女児が両親の虐待を受けて死亡した事件では、厚生労働省の専門委員会が「児相の引き継ぎが不十分で危険が十分に伝わらなかった」と認定(>>16>>38-39>>270)。神戸市の児相では今年2月、真夜中に訪れた当時小学6年の女児が、夜間・休日の業務を委託するNPO法人の職員に追い返される問題が発生した(>>202>>205>>236)。
 一方で、県内の通報経路で6割を占める「警察等」からの相談は、子どもの目の前で配偶者らに暴力を振るう「面前DV」が多い。連携が進む一方で、児相には警察の通報から原則48時間以内の安全確認が求められており負担が大きい(>>123-126)。
 県内にある児相の関係者は「土日や夜しか訪問に応じない保護者もいる。不在で何度も自宅を訪ねることも多く、対応を急ぎたいのは当然だが、手が回らないことがある」と打ち明けた。
 県はこれらの現状を受け、尼崎市と加東市の2カ所に児相を来年4月までに新設する予定。担当者は「きめ細かな対応ができるよう取り組みたい」と話す。
 目黒区などの事件では、親が「しつけ」を名目に虐待を繰り返しており、政府は親権者らが子どもをしつける際の体罰を禁止する改正児童虐待防止法などを今年4月に施行した(>>105>>190)。これに伴い、児相の対応もさらに増える可能性がある(>>244-246>>263>>265-268)。
 「行列のできる児童相談所」の著者で、「西日本こども研修センターあかし」(明石市)の研修企画専門員井上景(たかし)さんは「児相の職員が疲弊する中、体制充実が重要」とした上で、「国も自治体も住民も、人任せにせず社会全体で子どもを守らなければならない」と訴えた(>>60)。(藤井伸哉)

272名無しさんは神戸学院大:2021/04/29(木) 05:04:53 ID:tQg7rLyw0
http://w.z-z.jp/?callboy-kannsai


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