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世の中の親の素顔

165名無しさんは神戸学院大:2019/09/10(火) 14:21:04 ID:aCP/2oqI0
なぜ結愛ちゃんを救えなかったのか。目黒・虐待死事件で明らかになった社会の抜け穴
FNN.jpプライムオンライン 2019/08/17 土曜18:00

▼救えなかった香川での生活

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通報を受けた児童相談所は、幼稚園や市の協力を仰ぎ、一家の見守りを開始。
幼稚園が結愛ちゃんの体に痣を発見したのがこの頃だ。
しかし、雄大は職場にも親しい知人にもそんな素振りを見せてはいない。
職場では愛妻弁当を持ってきて男性陣から羨ましがられ、パソコンの使い方を教えるなど、同僚の評判はよかったという。
兄のように慕う男性にも「『子供の行事も出てます』って。運動会行ってるとか。バザー行ってるとか。『ちゃんとお父さんやっているのか?』と聞くと『やっています』と。それは楽しそうに話してたかな」と、虐待の影は見せなかった。
そんな中、雄大はついに一線を超える。
2016年12月25日、凍てつくようなクリスマスの夜だった。
「ピンクの薄いパジャマの上下で、裸足だったんですね。夜の9時くらいだったんですけど、『ご飯食べてない』って。裸足で放り出してるのはひどいと思って、冷たかったので背中をさすってあげて、少しでも暖かくなればと。警察待ってる間に『お家に帰る?』って聞いたんですけど『帰りたくない』ってはっきり言われたので…」

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このとき結愛ちゃんの唇からは血が流れ、おでこには痣。児童相談所は結愛ちゃんの安全を優先し、一時保護に踏み切った。
しかし書類送検されたものの不起訴となった雄大は、大学時代の親友にこう話している。
「結愛ちゃんを外に出してたら泣いていて、近所の人に通報されて、警察来て面倒くさいというか、その対応が大変だ、みたいなこと言っとったんで。そんな事あるんだと思って」

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児童相談所の職員の家庭訪問などを条件に、2カ月ほどで一時保護が解除され、自宅に戻った結愛ちゃん。
しかしわずか1月半後の2017年3月19日、再び寒空の下、一人で外に出されていた結愛ちゃんを警察が発見。2度目の一時保護となった。
このとき結愛はちゃんは、顎の下の内出血に、腹部の強い打撲、腰の骨と腿にも外傷が認められた。

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これを受けて医療機関は児童相談所に、一時保護から施設入所に切り替えるように進言。家庭裁判所が承認すれば保護者の同意なしで施設に入れることができる『児童福祉法28条』の申し立てを提案した。
しかし、結果としてそれは叶わなかった。
事件後、香川県がまとめた報告書には、その反省が書かれている。

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児童相談所の役割は、保護者と子供を引き離す「介入」と、子育てを助ける「援助」という、相反する二つの側面がある。
しかし家庭裁判所に申し立てをすると、その事実が保護者に知られてしまう為、万が一承認されなかった場合、保護者との信頼関係は一気に崩れてしまう。
結愛ちゃんの場合も、怪我の程度から家庭裁判所が申し立てを認めないリスクがあった。
そのため香川児相は介入を断念してしまったのだ。
結局2度目の一時保護も、結愛ちゃんが指定された病院に通うことを条件に、4カ月で解除されている。
そして家庭内の抑止力となるべき、母親・優里被告の怒る声も近所の人に聞かれていた。
「結愛ちゃんが時計の勉強をしているのが聞こえて、お母さんが『なんでできんのや!』みたいな。『あんたがそんなんやけんママがパパに叱られるやろ』って怒ってて。お母さんもお父さんを怖がっているんだろうなって」
絶望的な状態だった。

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厚生労働省の検証報告書には、雄大は優里に対してもDVの疑いがあり、支配的であったと記されている。
唯一の救いは、2017年8月頃から結愛ちゃんの病院通いが始まり、雄大の暴力が減っていたことだった。結愛ちゃんの心と体もこの時期、少しずつ回復していったという。
一方で、こうして多くの機関に見られているという感覚は、雄大に過度のストレスを与えていたのかもしれない。
近所の人は、階段を逃げるように走って降りたり、接触を避けるように車から出てこないような雄大の姿を見ている。どんどん内にこもってしまっているように見えた雄大を不安に思っていたという。

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近所の目に追い詰められていく雄大は、2017年3月、幼稚園からも結愛ちゃんを退園させる。
社会との糸はまた一本が切れ、雄大はまたしても逃げ道を探し始める。
「その時また連絡が来たんですよ。仕事をやめたいと。田舎だから話も色々すぐ広まっちゃうし住みにくいと。だから東京に戻りたいという話は連絡があったんです」
再び東京に戻るという、結果的に最悪の結末につながる決断だった。


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