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世の中の親の素顔
153
:
名無しさんは神戸学院大
:2019/09/06(金) 00:36:01 ID:8yriv4tc0
>>152
「謝り続けるしかない」母親、夫の心理的支配強調 虐待死公判
産経新聞 2019/09/05 20:59
© 産経新聞社 「謝り続けるしかない」母親、夫の心理的支配強調 虐待死公判
東京都目黒区で昨年3月、船戸結愛(ゆあ)ちゃん=当時(5)=が両親から虐待を受けて死亡したとされる事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の優里(ゆり)被告(27)の裁判員裁判の第3回公判が5日、東京地裁(守下実裁判長)で開かれた。優里被告は被告人質問で「結愛に謝り続けることしかできない」と話した。
優里被告は冒頭、「結愛に『ごめんなさい』以上の言葉が見つからない」と涙声で切り出し、証人として出廷した児童相談所職員や医師らに対し「結愛を守ってくださった。感謝の気持ちでいっぱい」と述べた。
優里被告は「夫の命令は絶対で、背くと結愛に被害が及ぶ。ロボットのように言うことを聞くのに必死だった」と、夫の雄大(ゆうだい)被告(34)=同罪などで起訴=の心理的支配下にあったと強調。「当時はDV(ドメスティックバイオレンス)という認識はなかった」とした。
優里被告は、入籍直後から雄大被告の説教を毎日1時間以上受けていたと説明。反論すると「お前のために言っている」「育児もろくにできないくせに口出しするな」と言われたという。頭をたたかれたり、ほおや耳をつかまれることもあった。「反省をもっと違う態度で示せ」と言われ、自分の髪の毛を引っ張ったり太ももをあざができるまでたたいたりしたこともあったと明かした。
説教で満足しなければ結愛ちゃんに矛先が向くことが多く、「雄大(被告)がストレスなく過ごせる環境が、結愛が安全に過ごせる場所」と考え、徐々に反発しなくなったと供述。雄大被告の結愛ちゃんへの暴行を初めて見たのは平成28年11月ごろで、結愛ちゃんが香川県の児相に初めて一時保護される約1カ月前。その後、虐待がエスカレートしていったという。
雄大被告は優里被告の両親を侮辱していたといい、「親には相談できなくなった」。死亡直前も、病院に連れて行けば「怒られるどころじゃ済まないと思った」といい、誰かに助けを求める考えは「浮かばなかった」と述べた。
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