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神戸学院大学の奨学金/奨励金

94名無しさんは神戸学院大:2018/03/31(土) 17:36:00 ID:0bRUW4CI0
「バイトは塾と風俗」、21歳女子大生の絶望感 「奨学金」は父親の生活費に消えている
東洋経済オンライン2018年03月21日 水曜04:00

▼たまにどうやって死ぬのかも考える
 彼女の未来は、現段階ですでに暗い。本人はどう思っているのか。「10年後、小倉さんはどうなっていると思う?」と聞いてみた。
 「暗い話なんですけど、たぶん自殺していると思います。将来のことはよく考えるけど、幸せな自分は当然、生きている自分の姿も想像つかない」
 表情ひとつ変えずに、そう言う。他人から同情を引きたいタイプではない。本心で言っているように感じた。
 「自分が若いからなのかもしれないけど、人生経験がないからなのかもしれないけど。いくら考えても、将来の見通しは立たないです。保育士になって社会の一員になっても、どうしても10年後に結婚したり、出産したり、キャリアを積んで働いていたり、そういう普通に生きている姿が想像つかない。20年生きてきたけど、人生に対して肯定的な気持ちになれないし、これから生きてもいいことがあるとは思えない。今だって実際、知らない男の人相手にカラダを売っちゃっているわけだし、そうやってどんどん落ちていくのかなって」
 たまにどうやって死ぬのかも考えるという。
 「飛び込みは人に迷惑がかかるから、首吊りかな。そういうことは本当に頻繁に考えていて、いつそうするかわからないけど、いずれそういうことになると思う。これまで生きてきて、人とかに対して全然、なんだろう、プラスの感情を持てなかった。親もそうだし、これから出会う人も、そういう人ばかりなのかなとか。大人になってもっと苦しくなるなら、どこかで終わりにしたいなって」
 なにも知らされぬまま突然亡くなった母親、不倫して奨学金を着服する父親、家族を延々と罵る祖母、頑張っても学生生活が送れない東京、キャバクラで女性を罵る客、本番を頼み込んで腰を振る男性客、1000万円を超える負債――彼女がこの5年間で見た風景だ。
 「やっぱり、すべては母親が亡くなったときかな。死んじゃうなら、やっぱりなにか言ってほしかった。お母さんが私に会いたくなかったのかもしれないし、わからない。裏切られたのかな」
 話は終わった。死んでから母親に裏切られた、と心の底で思っている。東京に来て、父親に奨学金を取られたと知っても「あ、そう」としか思わなかった。
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