① 奨学金の返済は子ども(学生本人)が背負うことになる
→親が借りて、親が返済する教育ローンとの大きな違いであり、奨学金の返済が滞る大きな要因といえます。
② 連帯保証人と保証人が必要
→まだ社会的信用力がない学生が借りるものなので、連帯保証人(親など)と保証人(親族など)が必要です(難しい場合は保証料を払って保証会社を利用しなければいけない)。
自分が返済できなければ、親だけでなく保証人になってくれた親族にまで返済が迫ることになります。
③ 入学資金に直接使えない、奨学金申込時期が決まっているなど融通が利かない
→奨学金は毎月少しずつ受け取るもので、申込時期も決まっているため、いつでも利用できるものではありません。
1年中いつでも借り入れの申込ができたり、まとまった金額を受け取ったりできる教育ローンと比べると、融通が利かない部分が多いといえます。(入学時特別増額という制度がありますが、入学資金に直接充当できず、最大50万円までの貸与になります)