レス数が1スレッドの最大レス数(300件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
【ジャンルは】注目のニュース【何でもあり】
-
20代を“うつ”にし続ける女性マネジャーの病理
若手上司が心酔する「部下を破壊するマネジメント」
【第9回】 2013年9月3日
吉田典史 [ジャーナリスト]
■気が利く優秀な部下ほど心を壊され鈍いマネジャーばかりがのさばり続ける
【筆者】 うつ病になって辞めた20代の社員は、ストレス耐性が弱いと感じましたか。
【A氏】 そこまで言いきる根拠がない。ただ、潜在能力は高いように思えた。特にコミュニケーション能力が高い。20代前半でありながら、仕事をしていく上での相手の感情の機微がわかる。さらに職場の空気も読める。繊細な心の持ち主であり、まじめで誠実に仕事に取り組む。
それだけに、彼らから辞表が出てくると、無念というか、自分が非力であることに空しさは感じた。もしかすると、やや生真面目すぎるところもあり、多少完璧主義のように見えることもあったが、惜しい人材ではあると思う。
一方で、「そこそこのレベル」でしかないが、耐え難きを耐え、マネジャーになっていく20代は、どこか鈍い面があるように思えた。人の心を感じ取るという面において……。こういう人たちが、得てして20代の部下をうつ状態にする。
ストレス耐性が強いと言えば、それまでかもしれない。だが、彼らがつくる広告を見ても、クリエイターとしての冴えた感性を感じない。作品に奥行きがない。一方で、クリエィティブな仕事以前の事務処理とか雑用的な仕事は、ハイレベルにできる。前述の女性マネージャーは、その象徴的な存在だった。
【筆者】 そこにも、「うつ病にするマネジメント」の芽がありますね。実は、私の取材経験では、社員の学歴や社長などの上層部の考え方、さらに社風、社の生い立ちも深くかかわっているように思えます。少なくとも、「成果主義」や「正社員の数が減り……」という捉え方は実態を押さえていない。
【A氏】 「成果主義」「正社員の数が減り…」は遠い理由であったとしても、直接の理由になっているとは思えない。なぜ、そんな認識になるのだろう。
*字数の制限もあり、続きは次回紹介する。毎回掲載している「踏みにじられた人々の崩壊と再生」も、今回は割愛する。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板