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252名無しさんは神戸学院大:2013/09/03(火) 21:57:31 ID:7Wez4ZCU0
20代を“うつ”にし続ける女性マネジャーの病理
若手上司が心酔する「部下を破壊するマネジメント」
【第9回】 2013年9月3日
吉田典史 [ジャーナリスト]

■部下を追い詰めるのはまさしく
プレーヤーとして力不足だから
【筆者】 そうしたハードワークの事例が出ると、識者は決まって「正社員の数が減り、1人の仕事の量が増えているから」「成果主義の影響で……」などと言い始めます。しかし、それらは現場を知らない認識であり、「木を見て森を見ず」でしかないと思います。
【A氏】 私も同じ考えだ。あの会社は1990年代初頭から一貫して成果主義だった。当時から仕事の量は多い。それでも、部下の育成や指導をきちんとできるマネジャーが少なからずいた。比率としては、そういう管理職のほうが多い。部下を育成する人と潰す人の違いを丁寧に観察すると、「うつ病にするマネジメント」の本質が見えてくると思う。
【筆者】 ここ20年、管理職はプレイングマネジャーであることが求められる傾向が強い。プレーヤーとして大量の仕事をこなす一方で、マネジャーとして部下の育成や管理をすることが求められます。
 部下をうつ病に追い込む管理職を取材して感じるのは、プレーヤーとしての力が高くないことです。この人たちは実は、マネジメント以前のところでつまずいている。人事コンサルタントらが指摘するような、マネジメント云々の問題ではないと思います。
【A氏】 部下を追い詰めるのはまさしく、プレーヤーとしての力が足りないからだ。人を育てるだけの力も経験も乏しく、人格も一定水準のところまで出来上がっていない。印象ではあるが、得てして幼い。
【筆者】 仕事をする上での「人格」があるのですね。これも、経験が浅いとわからない。
【A氏】 人格というのは、たとえば「部下と自分は考え方も価値観も根本から違うのだ」という度量というか、心の広さなどを意味する。これを本当の意味で理解できるようになるためには、それなりの経験を要する。人格と仕事の経験は、ある程度比例している。
【筆者】 部下を潰した30歳前後の管理職と取材で接すると、プレーヤーとしての自信がないからか、20代の部下を威嚇しようする傾向がある。虚勢を張っているようにも見える。
【A氏】 あの会社にも、その捉え方が当てはまる。その女性マネジャーは、部下の仕事が求めているものに達しないと、顔の表情がこわばり、目が座り始めるという。全身から威圧感が漂い、必死に押さえつけようとしていたようだ。
 そして、冷静な物言いではあるのだが、理詰めで部下の言い分を1つずつ潰す。そのとき、「広告制作に関わる者は〜すべき」「〜をしなくてはいけない」という言葉を頻発する。
 規範意識が非常に強いことが、部下をうつ病に追いやる管理職の1つの特徴だ。ところが、この規範意識は優秀なマネジャーはさほど持っていない。自分の心の中にはあるのかもしれないが、部下には強要しない。




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