したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が1スレッドの最大レス数(300件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

【ジャンルは】注目のニュース【何でもあり】

200名無しさんは神戸学院大:2013/08/21(水) 21:03:34 ID:AQHypHz20
未来ある20代社員80人が涙した壮絶リストラの内幕
元事業部長が懺悔する「追い出す側」の奔放な論理
【第7回】 2013年8月20日
吉田典史 [ジャーナリスト]

■社長や会長の考え方はまるで儒教的
リストラ計画は「3段階」あった
【筆者】 儒教的な考え?
【A氏】 「長時間労働は正しい。特に20〜30代半ばまでくらいは……。若いうちは仕事を大量にこなさないと、将来質の高い仕事はできない」といったものだ。
 ある一面では正しい指摘かもしれないが、これでは人が育たない。大量採用で、大量に辞めることを前提にした考え方にしか見えなかった。要は、育成する意欲に乏しいのだと思う。
【筆者】 だから、あっさりとリストラするわけですね。
【A氏】 社長からは、「数ヵ月以内に、広告制作部130人の中で30人ほどを辞めさせることができるか」と尋ねられた。私は「ええ!?」と驚き、声が出なかった。130人の平均年齢は20代後半。入社1年目もターゲットになるが、あまりにも無理がある。
 それでも、私としては「ノー」と言えない。仕方なく、数日以内に30人のリストをつくった。下は23歳で、上は28歳だった。
【筆者】 何を基準に30人を選んだのか?
【A氏】 広告を制作するクリエイターに明らかに向いていないと思える人。そして今後、育成したところであまり伸びないと思われる人。30人の直属上司であるマネジャーにもヒアリングをしたところ、私が選んだ30人とほぼ一致していた。
【筆者】 リストを社長に見せたところ、どのような反応でした?
【A氏】 「それで進めてくれ」と淡々と言われた。罪の意識はないように見えた。社長は3段階に分けて、リストラを進めようと考えているように思えた。まず、30人の社員とキャリア面談をする。辞めるように仕向けるために、キャリアについて話し合う場であり、残るための相談ではない。
それでも、辞める社員の数が足りない場合は、第2段階として「希望退職」。さらに辞める人数が足りない場合は、第3段階として退職勧奨。
【筆者】 まず、第1段階のキャリア面談を始めたのですね。
【A氏】 この時点では、30人を1人ずつ呼び、私とマネジャーと本人の3人で話し合った。会社の経営状態の話はしていない。前向きにキャリアについて検討し合う、といった場にしようとして、話の流れは次のようなものにした。
(1)「今の仕事のレベルを自分でどう思うか」
(2)「上司であるマネジャーなどから高くは評価されていないが、今後評価を上げるためにはどうすればいいと思うか」
(3)「評価を上げていくためには、あなたに与える数値目標などを上げていかざるを得ないが、それでいいか」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板