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しゅうかつ 一言言って去るスレッド
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いじめのストレスで妻子を虐げる“29歳の惨めなパパ”
無抵抗社員を憎しみの連鎖に追い込む学級崩壊職場
【第34回】 2014年3月18日
吉田典史 [ジャーナリスト]
■いじめを逃れるために言いなりに動き
一段といじめを受けるという悪循環
筆者が葛城を取材したのは、昨年の秋と今年の1〜2月にかけてだった。筆者が執筆している人事雑誌の連載や、この連載『悶える職場』などを読んでメールをくれた。そこには、いじめの状況や怒りも書かれてあった。しかしそれに対して、「自分がどうしたいのか」といった記述はない。これは告発する人に多い。(②)
彼が受けているのは、一言でいえば「いじめ」なのだが、大きな特徴が会社全体に及ぶ組織的なものであることだ。(③)
石井、上田が籍を置く営業部の部員は20人ほど。その半数近くが、何らかの形でいじめに加担している可能性がある。総務や経理の数人も加わる。
石井のように殴るケースもあれば、営業部の会議に1人だけ呼んでもらえないこともある。石井や上田の命令を受けたと思える30代の先輩が、部の会議がある日時にわざわざ葛城に外回りをを指示したりもする。
それで出席することができないと、上田が皆の前で聞こえるように怒鳴る。(④)葛城がたじろぐと、石井や先輩らがどっと笑う。葛城の後輩で、入社3年目くらいの社員も彼をバカにする。パートの女性社員も気兼ねすることなく、率先して笑う。(⑤)
経理の部員は、葛城が交通費の清算が1日遅れただけでも、営業部のフロアを訪れて「早く、急げ!」とせっつく。女性の社員が殴るボディランゲージをする。経理の部員に「葛城を殴れ」とそそのかす。経理の部員はウケを狙い、葛城の前で腰をふり、踊る。女性社員たちが子どものように喜ぶ。
経理部は、他の営業部員の清算が数週間遅れようとも、ここまでの意地悪はしない。せいぜい内線電話を使い、軽く促すくらいだという。
上田は副部長であり、石井ら30代の管理職を束ねる立場にある。本来いじめに歯止めをかけるべきなのだが、何もしない。むしろ、葛城が半泣きになったり落ち込んだりすると喜んでいる。
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