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医療リハビリテーション
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理研STAP会見(5完)「犯罪人扱いの検証あってはならぬ」終了後、突然の強い訴え
産経新聞2014年12月19日(金)15:53
《STAP細胞の有無を確かめる検証実験の結果に関する理化学研究所の会見は報道陣からの質問が途切れることはなく、さらに続いている》
《検証実験からはSTAP現象は再現されず、論文を執筆した小保方(おぼかた)晴子氏は退職を願い出て了承されたという。論文と検証実験の大きなずれは何を意味するのか。なぜこのような論文が出されたのか。その点について記者の質問が飛んだ》
−−どうすれば論文の信頼性を担保できるのか
検証実験チームの丹羽仁史・副チームリーダー「例えば第三者が再現を行ったと聞いたとして、第四者、第五者が検証しなければならないのか」
丹羽氏「無限に続いてしまう。どこで線引きをするのか。やはり科学者本人の良心とお互いの信頼関係になると思う」
−−論文を検証している調査委員会の見解はいつでるのか
坪井裕理事「外部の委員会なので、スケジュールは把握していない」
《検証や論文に関する細かい質問が続く中、終了予定の午後0時半に近づいた。時間が迫っていると考えたのか、報道陣は本当にSTAP細胞はないのかなど、核心に迫る質問を投げかけた》
−−期限を待たずに検証実験は終了したが、予定の1300万円の研究費は使い果たしたのか
坪井氏「1300万円は当初1年間の予定だった。ただ、小保方氏の参加は加味せず、(研究室の)改修費用が必要になった。1500万円かかった」
−−STAP細胞はなかったのか
検証実験チームの相沢慎一チームリーダー「STAP細胞の定義は広い。ただ最も科学的に評価されたキメラマウスなどを作るような能力はなかった」
−−つまりSTAP細胞はなかったのか
相沢氏「満たすものはなかった」
−−(小保方氏は)辞表は直接、(理研の)神戸事業所長に手渡したのか
坪井氏「はい」
《理研側は質問に淡々と答えていく》
−−論文に不正疑惑が生じた場合に、論文とは異なる条件の下で検証実験をする意義について、どう考えているのか
相沢氏「今回はSTAP現象が再現できるのかを検証した。ただ、基本的には論文の書いていることを検証した。個々のケースで異なるが、今度の場合では理研として重要な意義を持つとして検証した」
丹羽氏「一つの条件で、できない時にあきらめるのか。本人から最も効果的に得られる方法を聞き、検討する上で、論文に記載がないが、やることに一定の科学的妥当性はあった」
《会見の終了予定時間である午後0時半を過ぎたが、質問は終わらず、会見は続いている》
−−小保方氏は3カ月の間に何度、再現実験をしたのか
相沢氏「正確に数えていないけれども、週に4日をやっていて…」
坪井氏「9月6日〜11月29日まで50日間行っております」
《相沢氏もうなずきつつ「少なくとも45回以上はやっている」と述べた》
−−STAP細胞は万能細胞ともいわれるが、ここで研究を中止するのか
相沢氏「検証実験としては終了する、個々の研究者が個々の研究として研究する。あくまでも検証実験として終了する」
《STAP細胞が再現できなかったとの結果を、小保方氏に伝えた際の様子についての質問に、相沢氏が逆質問した》
相沢氏「それは泣き出したかとか、そういうことですか?」
《相沢氏は苦笑しながら聞き返す。そして、「泣いてはいませんでした。そのときは」と答えた》
《まだ質疑を求める挙手は多かったが、司会者が会見を打ち切った。無数のカメラのフラッシュを浴びながら、理研側の出席者らは退席した》
《会見終了後、いったん退席しようとした相沢氏が再びマイクを握った》
相沢氏「検証実験を、モニターを置いたり、立会人を置いたりして行うのは、科学のやり方ではない」
相沢氏「科学のやり方は、科学のやり方で処理しなければいけないので、そういうふうな検証実験をしてしまったことに対して、責任者としてものすごい責任を感じている」
《相沢氏は強い調子で報道陣に訴えかけた。小保方氏による再現実験は、立会人や監視カメラなど“視線”にさらされる中で行われていた》
相沢氏「今後何かあるたびに、このように犯罪人扱いしたような形で、科学の行為を検証することは、科学にあってはならないことだと思っています。深くおわびを申し上げるとともに、責任を痛感しております」
《相沢氏は思いの丈を述べると、会場を去っていった》
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