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医療リハビリテーション
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【関西の議論】「居場所ないので自分を始末します」勤務医が過労自殺 医療現場は〝ブラック〟? 「医師=聖職者」の呪縛
2015年6月17日水曜07:02産経新聞
■勤務医の46%が「健康に不安」
この男性医師に限らず、どんな勤務医も、患者の命と健康を第一に守るという使命感をもって医療行為に臨んでいることだろう。
だが、自己犠牲をいとわない勤務医たちの献身に頼って24時間体制の医療サービスが成り立っているのだとしたら、いびつな構造だといわざるを得ない。
大阪大法科大学院の水島郁子教授(労働法・社会保障法)は、日本労働研究雑誌(平成22年1月号)に寄せた論文「勤務医に関する労働法上の諸問題」の中でこう指摘している。
〈医師がいつ何時も患者のために働くべきであるとの価値観を生みだし、医師を聖職視することにもつながっている〉
〈医師の特性は、医師という職業が特別であり、労働法上の諸問題とは無縁であるとの評価につながりやすい〉
「諸問題」の中で特に注目すべきなのは、長時間労働を生む勤務医特有の勤務体制だろう。
21年に結成され、全国の勤務医が個人加盟する労働組合「全国医師ユニオン」が24年、勤務医や研修医ら約2千人を対象に行った労働実態調査によると、当直時に通常業務を行っている勤務医・研修医は85・3%。当直明けの日は79・4%が通常通りの1日勤務に当たっていた。これは「日勤−当直−日勤」という30時間以上の連続勤務を意味している。
さらに、勤務医・研修医の46・6%が健康に何らかの不安を抱え、61・7%が離職を考えた経験があった。とりわけ精神科医は、過重労働やパワハラに苦しむ労働者たちの「心の健康」を支える役割があるのに、他の診療科に比べて離職を考える傾向が強い−というブラックジョークのような実態まで浮かび上がったのだ。
調査では、医療ミスが起きた場合に考えられうる原因(複数回答)も尋ねている。それによると、最多は医師の負担増(57・5%)と時間不足(同)で、スタッフ不足(55・7%)、過重な業務と疲労(55・0%)がこれに続いた。
埼玉県内の病院で勤務医として働く全国医師ユニオンの植山直人代表(57)はこう指摘する。
「日本では医療事故の原因として、医師の過重労働による疲労や判断ミスは一切考慮されてこなかった。これからの医療事故調査には、こうした視点を含める必要がある」
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