レス数が1スレッドの最大レス数(300件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
医療リハビリテーション
-
【関西の議論】「居場所ないので自分を始末します」勤務医が過労自殺 医療現場は〝ブラック〟? 「医師=聖職者」の呪縛
2015年6月17日水曜07:02産経新聞
■「過労死ライン」の2倍を超える長時間労働
過酷な勤務によるストレスのはけ口として、立場の弱い部下にパワハラをすることは断じて許されない。ただ、元上司2人の人間性だけが問題だったと結論づけるのは早計だ。
元上司のうち1人は男性医師が赴任する2年前の17年11月、病院に長時間労働の改善を求める嘆願書を出していた。職場全体の慢性的な過重労働が続いてきた結果、男性医師に極端なしわ寄せがきた、ととらえる視点も必要ではないか。
男性医師の時間外労働は、赴任した19年10月が205時間、翌11月が175時間。厚生労働省が労災認定の基準に用いる「過労死ライン」の月80時間に比べると、実に2倍以上という水準だった。
残業や早出を繰り返し、日中の勤務時間は連日12時間以上に及んだ。診療科の整形外科としての外来診察や手術以外にも、救急業務があったからだ。夜間緊急時に呼び出される「オンコール」は頻繁ではなかったとはいえ、勤務時間外や休日に月12回の待機当番があり、連絡を受けて出勤することも、もちろんあった。
自殺する20日ほど前、男性医師はある医療スタッフに「仕事量が多すぎてしんどい。自分の能力を超えている」などと打ち明けていた。このスタッフは元上司2人に相談してみるよう助言したが、男性医師はこう答えたという。
「ほかの医師たちも精いっぱいの仕事をされていて、余力がないことは分かっている。自分の能力不足を理由に、仕事を減らしてほしいとはいえない」
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板