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医療リハビリテーション
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【関西の議論】「居場所ないので自分を始末します」勤務医が過労自殺 医療現場は〝ブラック〟? 「医師=聖職者」の呪縛
2015年6月17日水曜07:02産経新聞
■ごみ箱に破られたメモ
男性医師は平成19年10月、鳥取大から公立八鹿病院に派遣され、整形外科医として勤務。鬱病を発症し、2カ月後の12月に官舎で自殺した。鳥取大では、付属病院の研修医だった期間を含む2年余りの間、問題なく働いていた。
官舎のごみ箱からは、細かく破られたメモが見つかった。そこには、こう書かれてあったという。
〈僕は医者である前に人間として不適合者です 僕が社会参加するとまわりの人達に迷惑をかけます 社会参加から離れ次の自分の居場所を見つけられません 居場所がないので自分を始末します〉
男性医師の過労自殺は22年8月、公務員の労災に当たる公務災害が認定され、両親は同年12月、病院組合と医師である元上司2人を提訴した。男性医師がこの2人からパワーハラスメントを受けていたからだ。
26年5月の1審鳥取地裁米子支部判決は、病院組合と元上司2人に約8000万円の損害賠償を支払うよう命じた。
これに対し、今年3月18日の2審広島高裁松江支部は判決を変更。「過失相殺は認められない」として賠償額を約1億円に増額した一方、地方公務員だった元上司2人は国家賠償法に基づいて、個人としての賠償責任は負わないと判断し、病院組合にのみ賠償金の支払いを命じた。男性医師側と病院側の双方が上告している。
2審判決で元上司2人が個人の賠償責任を免れたことについて、男性医師の母親(68)はこう批判する。「若い勤務医たちの長時間労働がなくなり、心を豊かにして診療できる職場環境にならなければ、裁判をした意味がない。2人の責任を問わなければ、再発防止につながらない」
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