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小谷野 コピペ
436
:
名無しさん
:2009/02/19(木) 07:24:12
785
>>781
「私の『もてない男』という本は、十万部売れて、これは「大ヒット」と言ってもいい数らしい。(中略)(印税は)七百万円。
「いいじゃないか」と思う人もいるだろう。けれど、当時の私は三十六歳。エリートサラリーマンならこの倍以上の年収がある。
しかも、これが毎年続くわけではない。どのみちこれでは、マンションも買えない。「大ヒット」でこの程度なのである。
齊藤孝の『声に出して読みたい日本語』は百万部を超えるミリオンセラーで、齊藤は続々と類書を出して売れているから、
これなら人生変わるくらいの収入になるだろうが、それこそめったに訪れる幸運ではない。」(小谷野敦「評論家入門」)
789 国会図書館には明らかに学術目的ではなく資料を捜している若者が多くいますが
そういう若者の多くは、捜し物をするために雇われたバイトです。
資料探しのため、国会図書館を毎日の様に訪れていますので、
たぶん彼もまた来ると思います。
ただ、彼らの殆どは、ひどい薄給、労働条件の上、
成果を上げないと明日にでも解雇すると脅されつつ、
奴隷の様に働いています。
具体的にあげれば、週6日午前11時から夜中の0時まで13時間くらい働いて、
月収は20万円程度(税込み)です。
社会保障も残業代もないので、ここから国民年金、健康保険、税金を払うと、
手元には15万円残るか残らないかという収入です。
業界の慣例的な制度のため、雇用保険に入ることもできません。
次の仕事が見つからない不景気な状況では、このような劣悪環境でも
働けるだけマシだと思い、しがみつかざるを得ない人が殆どです。
このようにひどい生活なので、小谷野先生にとっては非常識で我慢できない人間に
見えるかもしれませんが、どうか、大らかな心で接してください。
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