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小谷野 コピペ

298名無しさん:2007/12/24(月) 17:38:17
それにしても妄想と怨念の人である。『〈男の恋〉の文学史』の担当編集者、朝日新聞社の赤岩なほみ
はカナダ留学の頃からのつきあいだが、語る。「相対的に不遇な人じゃないと思うけど、自分はとんでも
なく不遇だと思っているみたい。なんだかわからないルサンチマンのただ中にいるって感じ。自分への評
価が足りないと思っている。でもあそこまで愚痴っぽく、怨みっぽいからものが書ける」
 大学院の同級生で親友の加藤百合筑波大助教授も言う。
 「いつもよく不満が出てくるなと思うんですよ。恵まれた点を見ないで、自分の不遇な一点をじーっと
見て、いつまでも言っている。例えば自分が課長になったら考えることは、『あの人は部長なのに』。本
がベストセラーになると『賞をとってない』。賞をとると『一緒に受賞した人の奥さんは綺麗だった』。
すごいところから不満を拾ってくる。そしてその負の場所にじーっと立ち、その足元をグジュグジュグジ
ュグジュ果てしなく掘っていく」
 現在、小谷野の不遇感の一番の要因は大学に専任の職がないことだ。94年に阪大の専任講師となり、
その後助教授となったが、先輩教師に「苛められ」、不安神経症が悪化、辞職した。『もてない男』を出
した直後のことである。以降、大学の公募19件、その他1件、応募するも連敗。昨秋、『聖母のいない
国』で念願のサントリー学芸賞を受賞、その授賞式で開口一番、10冊を超える著書がありながら大学に
職のない不遇と、非常勤講師がいかに迫害されているか、その怨念を滔々と語りだし、列席者を驚かせた。


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