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英語のジョーク Jokes in English (limericks, wordplay)
177
:
名無しさん
:2008/01/24(木) 08:37:03
村上春樹的自衛隊
1 :専守防衛さん:04/06/14 18:53
僕は三十七歳で、そのとき営外室のシートに座っていた。
十一月の冷ややかな雨が大地を暗く染め、雨衣を着た隊員たちや、
閑散とした営庭の上に立った国旗や、明日の動態板やそんな何もかもを
フランドル派の陰うつな絵の背景のように見せていた。
やれやれ、また糧食班か、と僕は思った。
2 :専守防衛さん:04/06/14 18:58
「完璧な幹部などといったものは存在しない。完璧な曹士が存在しないようにね。」
僕が幹部候補生のころ偶然にも知り合った内局の部員は僕に向ってそう言った。
僕がその本当の意味を理解できたのはタクシィ・ドライヴァになってからのことだったが、
少くともそれをある種の慰めとしてとることも可能であった。
完璧な幹部なんて存在しない、と。
3 :専守防衛さん:04/06/14 19:01
「じゃあ私たちわかりあえるわね?」とWACは静かに言った。
彼女が電話の向こうで椅子にゆったりと座りなおし、脚を組んだような雰囲気が感じられた。
「それはどうかな」と僕は言った。「なにしろ業務隊だからね」
「業務隊というのはあなたが考えているよりも仕事をしているのかもしれないわよ」
「君は本当に僕のことを知っているの?」僕は訊いてみた。
「もちろんよ、何度も会ったわ」
「いつ、どこで?」
「いつか、どこかでよ」と彼女は言った。「そんなことここでいちいちあなたに
説明していたらとても課業時間じゃ足らないわ。大事なのは今よ。そうでしょ?」
「でも何か証拠を見せてくれないかな。君が僕のことを知ってるって証拠を」
「例えば?」
「僕の入隊日は?」
「昭和61年3月26日」と女は即座に答えた。「第117教育大隊。それでいいかしら?」
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