Le concept de semence dans les théories de la matière à la Renaissance
de Marsile Ficin à Pierre Gassendi --- Brepols, 2005. --- Publié avec le concours de la Fondation Universitaire de Belgique
出版社の公式紹介|アマゾン・フランス|詳しい章立て|インデクス
全文仏文ですが、引用文(主にラテン語とドイツ語)は豊富です。フランスやアメリカと違って、注はタフなものとなっていますのでイタリアやドイツの感じを想像しておくと良いかもしれません(そこまで行かない?ま、両者の中間ぐらいです)。国際科学史アカデミー叢書 Collections of Studies from the International Academy of History of Science というシリーズに入って、国際学術出版の老舗ブレポルス書店 Brepols, Turnhout (Belgium) から出版されました。ちなみに、日本語ヴァージョンはありません。目指すは、「10年に一冊の重み」に入るような歴史に残る本です。16世紀の生命と物質そして自然観、パラケルスス主義、新プラトン(フィチーノ)主義、キミア(錬金術=化学)、種子、スピリトゥス(プネウマ)、ロゴイ・スペルマティコイ(種子的理性)、キンタ・エッセンチア(第5精髄)、アリストテレス主義の鉱物学、その辺がキーワードです。