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文学:Joyce, Nabokov・・・

1:2004/07/02(金) 23:51


101stzz:2007/10/24(水) 01:14:30
【英国】ワトソン君、これは不倫事件だ! [10/22]

名探偵シャーロック・ホームズの産みの親、コナン・ドイル。彼が遺した書簡や資料が死後70年以上
経って突然、競売にかけられた。幸いにしてそのほとんどは大英図書館によって買い取られ、貴重な
歴史的文物の散逸は免れたが、資料を調べたホームズ研究家のアンドリュー・ライセットによって、 ドイルの知られざる一面が明らかになった。

ライセットによると、ドイルは結核に冒された妻ルイーズを尻目に、妻より若く美しい女性ジーンと 不倫していたという。

ルイーズが死の床についた頃に、ドイルはジーンと出会う。周囲には「プラトニックな関係」だと
公言していたが、旅行先の記録などから、ホームズの著者らしくない「証拠」がいくつか見つかっている。

ドイルは妻の死後、ジーンと結婚することになる。新生活に向けて妻の死を待つドイルからは、 やや冷酷な印象を受けないだろうか。

ガーディアン(UK)より http://courrier.hitomedia.jp/contents/2007/10/post_202.html

102名無しさん:2007/12/27(木) 06:48:33
James Joyce on "Ulysses":

The only thing that interests me is style. (JJII 697)

From my point of view, it hardly matters whether the technique is 'veracious' or not; it has served me as a bridge over which to march my eighteen episodes, and, once I have got my troops across, the opposing forces can, for all I care, blow the bridge sky-high.

103名無しさん:2008/01/26(土) 10:30:05
p. 521 ? --- If I gave it all up immediately, I'd lose my immortality. I've put in so many enigmas and puzzles that it will keep the professors busy for centuries arguing over what I meant, and that's the only way of insuring one's immortality.

Joyce's reply for a request for a plan of Ulysses, as quoted in James Joyce (1959) by Richard Ellmann

104名無しさん:2008/01/30(水) 08:03:33
Nora (2000) 実在したアイルランドの文豪 ジェイムズ・ジョイスと妻ノーラとの出会いから波瀾万丈な日々を過ごす二人の世界なストーリー

見ている間「ふぅ〜ん?」って感じ。。。
ジィムズにもノーラの生き方にも まったく共感できないし
お互いとっても我が強いし我がままだし やりたい放題だし。

後半は変態チックな夫のジョイスについてく ノーラが少しかわいそうにも思ったけど 見てくうちにどっちもどっちかなー?
って思えて来たし…(^^;)

悩んで苦しんでる風な本人たちよりも 振り回される友人や子供たちの方が よっぽどかわいそうに見えたヨ…

最初はタイトルのイメージから 小説家を支える献身的な妻の 感動のお話かと思って見始めたのに まったく対極の位置にあるような映画だったんで なんだかすごく見疲れた。。。
感動して泣く予定が 見てる間 殆どイライラしっぱなしーーーー

105stzz:2008/01/31(木) 03:12:20
14 Oxen of the Sun http://park8.wakwak.com/~w22/469.htm
原文では、古代英語から現代英語までの英語散文文体史の変遷を、継ぎ目なく次々にパロディすることで、川が流れるがごとく表現しているところなんでしょ。そこを日本語文体史のパロディにしっかり変えてるなんて、かっこいいよね。ホント、すんなり理解できたら、どれほど楽しめることか。私もトホホ。

どう翻訳されてるかというと、<古代英語>の部分は「古事記」風の文体、「アーサー王の死」で有名な<マロリー>は「源氏物語」などの王朝物語風に、エリザベス朝散文は「平家物語」風文体、「ロビンソン=クルーソー」などで写実小説を開拓した<デフォー>は井原西鶴、「英国史」で有名な<マコーリー>は夏目漱石、言わずと知れた大衆文学の祖<ディケンズ>は菊池寛、唯美主義の<ペイター>は谷崎潤一郎風の文体に。

説明だけ読むと、わ〜、ピッタリかも、と思うよね。これを実際読んだらどうなったかというと、この14章の14ページから101ページまで、ほとんど丸々なにが書いてあるか理解できないまま終わってしまった(笑)

最初見たときは、お、「古事記」や源氏、平家の文体は無理でも、夏目漱石あたりからは読んでるんだし、わかってくるはずだわ、と思ったけど、そうでもなかった。

そうそう、私たちが読んだのは、あくまでもわかりやすい現代語に文章を直した小説であって、作家が書いたそのままではないもんね。おまけに前のほうがわかってないから、途中から多少、書いてあることが読みとれるようになっても、内容まできっちりとは把握できない。ここが第三難関にして、最大の難関だったわ。とうとう日本語ともサヨウナラ(笑)

「蓋(けだ)し国運勢数を論ぜんにもし夫れ繁殖の継続なかりせば」なんて文章が長々と続いてる時点で脳が死んでたかも(笑)

だったら、「後(のち)には茨草は時の十字架に薔薇(さうび)と咲き薫(かを)る。」なんて、日本語って美しいなあ、と思わせてくれたじゃない。意味わからないけど(笑)

106stzz:2008/02/01(金) 06:57:02
253 :( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/01/04(金) 20:21:11
そもそも糞なんですよ、亀山さんは(笑)まぁロシア語はまるっきり出来ないので放置しますけど、もう一人若島正とか言う方がおられます(笑)
しかもこの方の翻訳、稚拙な間違いばかりだと言うのに、俎上に載せられることもない。
ナバコフと言う一応は世紀の大文豪の作品に大してですよ、あの様な捩曲げを行っておられるにも関わらず、誰も感知されないようです(笑)

http://d.hatena.ne.jp/qfwfq/20060528/
いやはや(笑)これは酷い。この方本当にナバコフを理解しているんでしょうかねぇ(笑)
いえ勿論↑の方ではなく、若島さんの事ですよ(笑)
若島訳「聞くところによれば、そこにはルロワ・スマイリングが描いた祖父の肖像画が掛かっているとのことで、手を広げながら語ってくれた曖昧な話に、私は正直言ってあまり耳を傾けなかった。」
ルロワ・スマイリング(笑)なんですかそれは(笑)
旧訳ではこうなっているようです(笑)
小笠原訳「なんでもルロワの筆になる彼の祖父の肖像画がそこにあると聞いたという。笑顔で、両手を拡げて彼はなんだか漠然とした事情を話してくれたが、実をいえば私はろくろく聞いてもいなかった。」
北山訳「そこにルロワ描くところの彼の祖父の肖像画がかかっていると聞かされたという。彼はにこやかに両手を拡げて、いささか曖昧な話をわたしに物語った。」

254 さてさて原文に対照する所は如何でしょう(笑)幸いな事に一緒に引用されております(笑)後、私は英語に関しては劣等生ということを断わって置きますねぇ(笑)
「he was told, a portrait of his grandfather by Leroy. Smiling and spreading out his hands」
御覧の通り、原文では単に「ルロワが描いた祖父の肖像」程度の意味と言うのに、若島さんはピリオドの位置を読み間違えてスマイリングなんぞと言う姓を持つ画家を勝手に作り出してしまっている訳です(笑)
これは別に駄洒落でも何でもなく、劣等生にでも分かる英語のミスでしょうねぇ(笑)
まぁ学生がこの程度の誤訳をやっていても仕方が無いでしょう。併し若島さんの世界は「ナバコフ色」に染まっておられるようです(笑)それなのにピリオドをずらして読み違え、訂正すらせずに本の形になっているのはいかがでしょう。幸いな事に絶版のようですけど(笑)
若島さんの言うナバコフ色という奴がどうも怪しいものだと思えてきませんかねぇ(笑) このような方が「ロリータ」を翻訳し「アーダ」を翻訳しようとしている訳です(笑) 他にも「博物館を訪いて」の冒頭部だけでも随分怪しい翻訳をしている様ですねぇ(笑)
正直↑のリンク先の方も随分と文学通の振りをされているようですが、さして重要でもない所に拘って、後は勝手にディレッタント風を吹かせているだけです(笑)若島の徹底的愚鈍さを顕にしたにも関わらず、それにも気付いておられないとは(笑)

255 さてさて、引き続いて若島さんの翻訳の第一行を御注視の程を(笑)「奇妙な癖」? なんでしょう、ちょっと可笑しいですねぇ(笑)
原文では「a person with oddities」となっております(笑)試しにネット辞書(笑)で引いて見ますと、「oddity」は「変人・奇妙な」となっている訳ですねぇ(笑)
ですから「奇妙な癖」では少々無理のし過ぎではないでしょうか(笑)「変な性格の人物」位が適切だと思いますが(笑)
「mildly」を「やんわり」で他の方々が考えつかない訳を考えだしているというのに、とんだ間違いをしでかしてしまった訳ですねぇ……でも、これまたネット辞書(笑)では「やんわり」は「gently」に対応する筈なんですが(笑)
さてさて、こう書くと若島ファン(笑)の方々から「ナバコフだから」と言う免罪符を突きつけられるかもしれません(笑)
「それは駄洒落さ」「言葉の魔術よ!」「英語初心者どころか劣等生が、しかも随分怪しい日本語を使う愚物が専門家に文句をつけるな!」と言ったところでしょうか(笑)
大した権威主義だとは思いますけれど、正直な話、ナバコフとて人の子です(笑)
機械的に駄洒落や表現の象徴を掴んでいっても小説全体は見渡せません、ましてや小説の筋だけ読むようではもってのほかな訳です(笑)
小説は作者の意に反した方向に流れる事すらあります(笑)
若島さんはべったりな所はナバコフべったりですが(発言自体がそうですよねぇ(笑))
しっかりと尊厳を守るべきところで叛逆者(笑)を演じなさっております。
しかもこの人はマクベスどころかそこいらの小物大名小名連中よりよほどクオリティが低いと言うのに、それ以上を目指され様と為さっておられるからずっこける、
果てはいらぬ所にまで嘴を突っ込まれて阿呆な信奉者を増やされるからたまったものではないでしょう(笑)

107stzz:2008/02/01(金) 06:57:51
264 :( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/01/07(月) 14:41:26
まぁcoderatiさんが独自の粘着力で検証を検証しておられる訳ですけど、どうも検証をしている連中には亀山さん憎しという感情が感じられるんですねぇ(笑)
例えば「悪霊になりたかった男」で身も蓋をもない言い方を取ってしまいますれば、マトリョーシカがマゾであった(笑)という結論を出されたのを、誤訳であると批判していたのもこの方々でしょう(笑)
まぁ読者からしますと、女を人ではなくオブジェと見なすドストでこの展開はない名とは思う訳ですけどねぇ(笑)私としては好みですけれど(笑)
併しそれと比べると若島さんの翻訳は致命的、英語の読解力すら疑われかねないものでした(笑)あの短文だけで言葉を訳しそびれている箇所、明確な誤訳も見つけましたし、況してや長編の「ロリータ」ともなるとどれぐらい誤訳を仕出かされているのでしょうか(笑)
入らぬ意訳と稚拙な直訳が混交する、これがこの方の訳文のようですねぇ(笑)ロシア語がどれだけおできになるのかも怪しいところでしょう。

108名無しさん:2008/02/02(土) 03:31:14
Here form is content, content is form. You complain that this stuff is not written in English. It is not written at all. It is not to be read – or rather it is not only to be read. It is to be looked at and listened to. His writing is not about something, it is that something itself.

Dante...Bruno.Vico..Joyce, 1929 (p.14) --- On Joyce’s Finnegans Wake:

109名無しさん:2008/02/14(木) 09:36:11
The forms of zest are innumerable. Sherlock Holmes, it may be remembered, picked up a hat which he happened to find lying in the street. After looking at it for a moment he remarked that its owner had come down in the world as the result of drink and that his wife was no longer so fond of him as she used to be.

Life could never be boring to a man to whom casual objects offered such a wealth of interest. Think of the different things that may be noticed in the course of a country walk. One man may be interested in the birds, another in the vegetation, another in the geology, another in the agriculture, and so on. Any one of these things is interesting if it interests you, and, other things being equal, the man who is interested in any one of them is better adapted to the world than the man who is not interested.
-- Bertrand Russell, The Conquest of Happiness, p. 95

110名無しさん:2008/03/12(水) 09:30:17
589 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/02/20(水) 22:36:29 ID:WpphK1VE
『或る「小倉日記」伝』のフィクション性に関しては、過去ログでも話題に出ているところである。

> どの部分が創作か。 
田上耕作のモデルになった人物の鴎外研究という事実以外は、 ストーリーのディテール、人物造型等はフィクションと理解してよい。

> 松本清張は実際に「聞き込み調査」を行ったのか?
本作を書くための特別な調査というものは無かったようである。

> この短編小説には、森鴎外について研究者も知らないような新事実が書かれていたのか?

ラストで示唆されているやにも思えるが、特に無い。
__________

> この短編小説には、森鴎外について研究者も知らないような新事実が書かれていたのか?

なるほど。学問的、史実的な新事実はなかったんですね。

モデルがいたんですね。 ネット上より> 実在した田上耕作という人物を主人公にしたモデル小説である。
> 脳性マヒの田上耕作は実在の郷土史家。 > 実在の人物をモデルにした、伝記的小説である。

おまけ: ぬいは杉田久女(すぎたひさじょ 1890〜1946)をモデルにした人物であると言われ、事実その人生は、小説に活写されている ・・・本作では『或る「小倉日記」伝』の田上耕作とは違って、本名は使われていない。

狂った女流俳人ぬい(杉田久女がモデル、遺族の訴えで名誉毀損に)

「コスモス」のモデルは、やはり、「ホトトギス」を創刊した写生俳句の正岡子規?

597 エロイ俳句の師匠は西東三鬼だね。 でも彼はホモで有名だったわけだが。

598 Wikipedia>>> 1936年(昭和11年)虚子よりホトトギス同人を除名される。しかし除名後もホトトギスへの投句を続けた。

599 足袋つぐや ノラともならず 教師妻

>>597  2度目に会った時に「二人でどこかに消えた」(?)そして、その後は「歯牙にもかけなかった」師匠が西東三鬼? それは事実ですか?

> 短編小説『花衣』  それら中期の短編小説集の中に、『花衣』という作品がありました。内容を見ると、私ども俳句の知識があるものには明らかに俳人橋本多佳子をモデルとしていることがわかりました。

600 三鬼は歯医者だったが、汚い口の中を見るのがいやでやめた。 ホモってきれいなのがすきだし。

111名無しさん:2008/03/20(木) 07:03:19
某自殺サイトのオフ参加したんだけど、結構可愛い女の子とかいてびっくりした。
オフ会ではみんななんで自殺したいのかとか、不幸自慢大会みたいになってて
俺もたまたま隣に座った結構可愛い子に、「なんで自殺考えてるんですか?」って聞かれたから
「実はまったく女の子にもてなくて、いまだに童貞なんですよ・・・」って言ったら、
「そんなことで自殺を考えるなんて馬鹿みたい」って言われて、オフ会二人で抜け出して
そのままホテル行ってヤラせてくれた。
初体験終えた後は、こんなことで悩んでたなんて馬鹿らしいって思った。
それを気づかせてくれた彼女にも本当に感謝した。
それで彼女に「本当にありがとう。ところで○○さんはなんで自殺しようと思ったの?」って聞いたら、
「実は私、エイズでもう長くないんだ・・・」って涙ぐみながら話してくれた。

112名無しさん:2008/04/09(水) 00:26:06
ナボコフの罪な「遺言」4月7日12時29分配信 COURRiER Japon + hitomedia

少女性愛の代名詞にもなった名作『ロリータ』で知られる、ロシア生まれの米国人作家、ウラジーミル・ナボコフ。1977年に亡くなった彼の遺言が実行されるのかどうか、いま世界の文学愛好家や研究者が固唾をのんで見守っている。

その遺言とは、ナボコフの「遺作」についてのもの。彼が死の間際まで書き綴っていた未完の小説『The Original of Laura(ローラの原型)』の原稿は、スイスの銀行の貸し金庫に30年ほど保存されてきた。しかし、そもそもこの原稿についてナボコフは、相続人である妻ヴェラに、死後すぐに破棄するように明確に指示していたという。結局その遺言を実行できないまま、ヴェラが91年に亡くなってしまったため、遺言の実行は彼の息子ドミトリ(73)に委ねられることになった。

ナボコフのロシア語作品を英語に翻訳するなど、自身も文学研究家として名高いドミトリ。彼は遺作を読んだことがあり、その文学的価値を誰よりも知っている。それだけに遺言の実行にためらいがあったが、自分も高齢になってしまったため、そろそろ決着をつけるべきだと感じているようだ。

タイムズ2(UK)より。

113名無しさん:2012/06/03(日) 08:05:02
私のブログ見てください
ttp://blogs.yahoo.co.jp/pokemonnoblog


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