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◆出願期間が短いのを危惧します◆

665龍谷人@また〜り:2007/04/04(水) 14:19:50
上山 信楽先生がおっしゃったように、3つの宗教が根底にあるから、これを忘れないようにしないといけない。文化は平面的に考えるのではなく、必ず宗教の底辺があって文化が形成されている。宗教が分からずになぜ文化が分かるのか、それをここで学ぶんだ、と。
信楽 今一番問題になっているイラクの問題だって、結局は宗教問題ですからね。私は国際文化学部は仏教学科を包み込んで立ち上げたかったんです。仏教学科を核にしてやれば350年の伝統が生きますから。だから大宮キャンパスの仏教学科は瀬田に出てくるべきだと主張したんです。
上山 仏教学は瀬田へ来いというのは信楽先生のすごい発想でしたね。
信楽 実現しなかったのはとても残念ですが…。
須藤 アフラシア平和開発研究センター(本誌P24参照)が今年4月から動き始めています。これと国際文化学部、研究科が連携した活動が動き出すと思いますよ。
信楽 あと数年で親鸞聖人が往生を遂げられて750年を迎えます。2009年には龍谷大学は370周年を迎えます。このときに龍谷大学のさらなる発展のための動きが国際文化学部であればいいですね。
上山 これまでの学者は欧米的な発想法と価値観で研究をやってきた人がほとんどです。でも、これからはなぜ東洋か、なぜ仏教かを真剣に考えていく必要があると思いますね。
河村 龍谷大学の国際文化学部が他大学と特に違うのは一般教養の焼き直しではなく、私たちの理想や夢をすべてぶち込んだことでしょうね。理論的にもきちんとプレゼンテーションできています。
 しかも、コアになるシニアの先生以外は原則公募。そのための新聞広告も出しました。「国籍、性別はもちろん学歴も不問。しかし、こういう熱意のある人…」という異例の広告でした。教員のリクルートの方法でも、これまでの日本の大学の在り方を変えたいと思ったからです。
 教員の公募には1000人が資料を請求し、最終的には600人近い人が応募してくれました。まず、各要素を数量化して面接する人を選抜、人事委員会は数量化で落とした人を復活させるのが仕事でした。最終的に60人ほどを面接して34人を採用しました。アフリカやフランスに滞在の人にも旅費を払って来てもらい、面接しましたね。3分の1は女性、3分の1はノン・ジャパニーズの採用方針を貫き、結局、採用教員34人のうち9人が女性教員22人が外国籍で、日本人の教員もほとんどが英語を自由に使いこなせる人たちでした。
須藤 実は私も応募したうちの1人で、面接官は御前先生でしたよ(笑)。それにしても、これほど大きな夢を持って国際文化学部が設立されたにもかかわらず、そのことは学部の先生もほとんど知らないのではないでしょうか。ちょっと残念ですね。
 夢を実現させるためにはカリキュラムの構成がとても大切です。コース分けは日本文化、アジア文化、欧米文化の3つ。欧米をひとくくりにして、アジアと日本はそれぞれ独立させたのが特徴です。そして、それぞれのコースに生活、芸術、文明、思想の4つの領域を重ねて、12元マトリックスのカリキュラム構成をとりました。語学には日本語、英語、フランス語、中国語のほかにコリア語も入れました。
 基本的には異文化を理解し、尊重する人材を育成するのが狙いで、そのために語学は道具として絶対に必要であり、必ず身に付けてほしいと。これにコンピューターの基礎とそれを使った社会調査法の基礎を必修科目にしたんです。


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