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◆出願期間が短いのを危惧します◆
663
:
龍谷人@また〜り
:2007/04/04(水) 14:17:15
――魅力ある大学になるための方策としての寄付をあげられていますが、具体的にはどういうことでしょうか。
神子上 私は、これからは、370周年記念事業の寄付とは別に、日常的に寄付が行なわれるようになることが大切だと思っています。莫大な借金を抱えている国が、今後、私立大学のための予算を増やすことは考えられません。むしろ減額されていくでしょう。これ以上、学費を上げるわけにはいきませんから、大学が生き生きと活動していくためには、寄付に頼らざるを得なくなると思います。寄付を集めることのできる大学が残っていくということになるでしょう。
――寄付を集められる大学ですか。それは、どのようなことが考えられますか。
神子上 例えば校友の皆さんが、母校のために4年に1度くらいは1万円寄付してやろうと思ってくださると、それが校友の3割ほどだとしても、毎年1億円ほどの寄付を受けることになります。そういうお金があれば、学生の課外活動支援にも使えます。
良い指導者を迎えることができ、良い成績をあげることができるようになれば、課外活動を通じて母校の名が新聞に載り続けることにもなるでしょう。また名前をつけた奨学金を幾つも設けることもできるでしょう。
このような少額寄付が盛んに行なわれる寄付文化が育つことを期待しています。そのためには手軽に寄付ができ、また寄付することが楽しくなるような仕組みが必要だと思っています。
――最後になりましたが、4年間を振り返ってみていかがですか。うれしかったこと、苦しかったことをお話しください。
神子上 苦しかったのは、法科大学院が不認可になったことです。うれしかったのは、事務の方に親切にしていただいたことですね。
・ インタビューを終えて
世間では、近年の少子高齢化の影響と大学進学率の向上から、大学進学希望者と大学の入学定員が拮抗する「大学全入時代」を迎えたと言われている。かつて経験したことがない厳しい時代を迎え、多くの大学が社会のニーズに対応するため、次々と改革方策を展開し、大学としての競争力を維持するために躍起になっているようだ。
しかしながら、今回のインタビューで、神子上学長は、社会からのニーズに対応することを急ぐあまり、大学としての本来の役目である社会への啓蒙活動を、とりわけ私立大学にあっては建学の精神に根ざした教育を施し、混迷の時代にあって正しく社会を導いていくという役目を見失いがちな状況にあることに警鐘を鳴らし、この龍谷大学が高等教育機関として正しく歩んでいくことを指南されたように感じた。
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