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「集合・位相入門」輪読会★2

81たま(☆1) </b><font color=#FF0000>(RT2HgTis)</font><b>:2005/03/30(水) 22:13:04
再開。

さて、最後に、整列定理および整列集合の比較定理を用いれば、
濃度の比較可能定理(テキストではP.69の末尾の注意参照)が容易に導かれることを示します。
(スレではhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/4125/1078049875/766)

定理8(濃度の比較定理)
 任意の2つの濃度は比較可能である。
 すなわち、m,nを任意の濃度とすれば、m≦nまたはn≦mのいずれかが成り立つ

証明
 A,BをそれぞれcardA=m,cardB=nであるような集合とする。
 整列定理(>>66)によって、A,Bにそれぞれ適当な順序≦_A,≦_Bを導入して、
 (A,≦_A),(B,≦_B)を整列集合とすることができる。
 さらに、整列集合の比較定理(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/4125/1078049875/929)より
 次の2つ場合のいずれか片方が必ず成り立つ。
  (1)(A,≦_A)が(B,≦_B)またはその切片と順序同型になる。
  (2)(B,≦_B)が(A,≦_A)またはその切片と順序同型になる。
 (1)の場合、AがBと対等になるか、もしくは、Bのある部分集合
 (この場合、特に(B,≦_B)のある切片)と対等になるので、
 m≦nが成り立つ。
 (2)の場合、BがAと対等になるか、もしくは、Aのある部分集合
 (この場合、特に(A,≦_A)のある切片)と対等になるので、
 n≦mが成り立つ。  //


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