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俺に数学を教えてください

419green:2006/11/15(水) 05:07:42
なんでそう思ったかというと、京大の過去問題集に以下のような解答が書いてあったからです。
「f(x) は x の3次式で、f(x) をその導関数 f'(x) で割ったときの余りは定数である。
このとき方程式 f(x) = 0 をみたす実数 x はただ一つであることを示せ。」
[1989年度京大理系前期日程の3番]
背理法によって示す。
f(x) を f'(x) で割ったときの商をg(x)、余りをR(定数)とすると
f(x)=f'(x) g(x) + R …………ア
ここで、 f'(x) =0 が異なる二つの実数解α、β(α<β)をもつとすると、
f(x)は、x=α、x=β で極値をもち、(極小値)<(極大値) である。
ところがアより、
f(α)=f'(α) g(α) + R = R
f(β)=f'(β) g(β) + R = R
すなわち、f(α)=f(β) となり、矛盾。
よって、 f'(x) =0 は重解または虚数解をもつ。
したがって、つねに f'(x) ≧0 または  f'(x) ≦0 (等号が成り立つxの値は高々1個)である。
これより、 f(x) は単調に増加または減少する。また、
(x^3の係数)<0の時、lim_[x→∞]f(x)=−∞ 、lim_[x→-∞]f(x)=∞
(x^3の係数)>0の時、lim_[x→∞]f(x)= ∞ 、lim_[x→-∞]f(x)=−∞
であり、f(x) は連続関数であるから、中間値の定理より、f(x) = 0 をみたす実数 x はただ一つ存在する。(証終)


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