したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

「集合・位相入門」輪読会

765Святослав(☆8) </b><font color=#FF0000>(DTxrDxh6)</font><b>:2004/10/17(日) 16:13
以上の考察により(iii)を二つの濃度の大小の定義とすればよいでしょう.この定義と>>573から
m≦nであることはBからAへの全射が存在することと同値ですね.またm≦nを有限の濃度の大小
とみると自然数の大小としてのm≦nと同値ですが,次の定理3は濃度の大小がこの有限集合の
個数の大小を拡張したものであることを保障するものです.

定理3  m,n,pを濃度とするとき次のことが成り立つ.
   (1.6) m≦m
   (1.7) m≦n,n≦m⇒m=n
   (1.8) m≦n,n≦p⇒m≦p

証明 m=cardA,n=cardB,p=cardCとする.
   (1.6) A〜AだからAからAへの全単射が存在するが,この全単射は勿論単射でもある.
   (1.7) ガイシュツ(>>748->>753)
   (1.8) AからBへの単射fとBからCへの単射gが存在するが,h=g|f(B)とすればhfはAからC
       への単射である.■




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板