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ギコラヴLOVE!

5266名無しの阪大生:2004/05/27(木) 19:13
 拉致被害者の子どもたちが、家族のもとへ帰ってこられたことはうれしいことである。
しかし、当の子どもたちは、今まで朝鮮人として生きてきた人生を突然断ち切られ、
日本人と知らされてどのような思いのなかにいるのであろうかと考えてしまう。
 拉致問題の解決を進めるためにも、今一番必要なことは、北朝鮮との国交を樹立する
ことである。国交が正常化されれば、民間レベルでの人と物との往来も飛躍的に多くなり、
拉致に関する情報も、今まで以上に得られるに違いない。家族が北朝鮮を訪れて調査する
ことも、不可能ではないと思う。
 国交を開いて、子どもたちが自由に行き来できるようにすること、その中で自分が
育ってきた土地や友人、やりたかったことなどにもう一度向かい合って、じっくりと
考える機会がもてるように条件を整えていくことが大切なのではないか。時の権力者
たちにほんろうされ続けることは、できるだけ少なくしたい。
 ヒステリックな感情だけでは、もろもろの真実が見えにくくなってくる。過去二千年の
歴史、植民地化した事実、南北に分断された経過、政府ではない一般国民の姿や思い、
戦後日本のアジア外交軽視の姿勢などなど。たとえ時間がかかっても、両国の幅広い国民の
交流こそが、相互理解を深める最良の方法である。現状のままでは、北朝鮮の人々と
話す機会すらもてないのである。
 拉致被害者のためにも、日本の国益のためにも、政府は国交正常化に向けて最大限の
努力を払うべきである。




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