レス数が1スレッドの最大レス数(10000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
ギコラヴLOVE!
-
だって・・・一度は愛した人だもの
彼はいつだって仕事一筋。私のことなんて視界の隅にも入っていなかったの
どうせ私のことをタダで働く家政婦とか慰安婦ぐらいにしか思ってなかったんだわ
気まぐれに私を抱いて、その場限りの言葉で私を慰めて
私のことなんて好きじゃなかったの。はじめから躰目当てだったのよ
ただ性欲を合法的にぶちまけられる場所が欲しかっただけなのね
仕事が生きがい。仕事が人生
彼の心には常にぽっかりと大きな穴が開いていたの
開いたままじゃあ寂しいから色んなもので埋めようとするんだけど、うまくいかないの
悲しいけど、私もうまく嵌らなかったみたい。もちろん仕事も、ね
寂しさを紛らわせるために仕事をしてるの、彼は
忙しいということは誰かに必要とされているということ
彼はそう錯覚したわ。本当は違うのにね。そんなことも分からない人なの
足りないものなんて無い。必要なものはみんな自分の中にある
心の穴なんて心の持ち様でどうにでもできるものなのに
そんな簡単なことにさえ気づかないから、彼はまだがむしゃらに働きつづけてる
俺は誰かに必要とされているんだ、そう思いつづけながら
代役なんていくらでもいるのにね
正直哀れだわ
でも気になるの。一度は愛した人だから
DVって知ってるかしら
ドメスティックバイオレンス。家庭内暴力よ
性の渇きを何とかする目処ができた彼は、ついに暴力の疼きに気がついたの
彼の最も近くにいる人間。私がその標的になるのにそう時間はかからなかったわ
今思い返しても彼との結婚生活末期は地獄の日々よ
蹴られ殴られ動けなくなったところをレイプよ。夫婦なのにレイプ。強姦
暴力の前戯がないと彼、勃たなかったみたい
彼と別れた直接的な原因はそれ。躰が壊れてしまう前に命からがら逃げ出したの
おなかの中に赤ちゃんもいたしね。この子だけは私の命に代えても守りたいと思った
母親としての本能なのかもね
結局その子、道代は教会の前に置いてきたの。私独りじゃ育てられないから
いくら世の中が変わったといっても、何の身よりも無い女が子供をひとりで育てていける
ほど甘くはなっていないのね
そういうどうしようもない現実に直面したとき、彼から逃げ出してきたあの夜の
「絶対にこの子を守らなきゃ」なんていう使命感はもう沸いてこなかったの
母親失格・・・いや、母親なんて言えやしない。人間失格ね
暫くたって彼の様子を見に行ったわ。相変わらずバカみたいに仕事してた
ほんとバカよね、ギコラヴって
いや、バカなのは私ね。あんな仕打ちに遭ったっていうのに、私まだ彼のこと・・・
よく道代とあの人と三人で幸せに暮らす夢を見るの
「家族」という言葉に憧れるわ
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板