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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(165)

1解法者:2005/02/08(火) 13:01:36
>北朝鮮の住民移動(2)<
 
 この5年間くらいの間に、北朝鮮の生活状況は劇的に変化している。これは「市場」の発達と大きな関係がある。金さえあれば何でも買える時代になった。
 こうしたことが、北朝鮮に個人企業を生んでいる。1996年に38度線の近くの「開城―ケソン」を訪れたことがあったが、街には「縫製」などの看板が多く見られた。近くに行ってのぞいたが、裁縫器(家庭ミシン)が3台くらい置かれており、個人企業のようだった。また、「平壌」から北へ30キロくらいの元在日からの希望で裁縫器(家庭ミシン)を2台送ったことがある。
 こうして元手のあるものは商売を始めている。朝鮮語で「チャンサボッタリ」という言葉がある。「チャンサ」というのは「商売」で、「ボッタリ」は「ポジャリ」で「風呂敷」を意味する。つまり「行商人」ということだ。北では商売人ということになる。
 10年ほど前までは、市場で卵数個を売っていた者がいたが、今ではそういうことはない。大規模になっている。生産者が自ら市場で売るということは少なくなって、卸、小売と分化している。卸などは近隣だけでなく遠く中国から仕入れている。最近ではロシア製の帽子なども売られている。
 商売の才覚のある者はますます富み、それがない者はますます飢えるということになる。
貧富の差が一段と激しくなっている。
 商売、大都市の方が儲かる。かくして、才覚と資金のある者が都市に集中する


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