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安倍晋三政権による歴史的犯罪
8
:
凡人
:2019/04/26(金) 12:29:31 ID:aa/QkHo60
国を守るためには軍隊より生活
安倍首相は戦後政治の良いところをすべて潰しにかかっています。具体例をあげると憲法です。自衛隊を憲法に明記しようとしています。
私たちを本当にもてあそんだのは、陸軍大学出のエリートです。特別な記章を付けていたことから「天保銭」と呼ばれました。
昭和初期からこの「天保銭」が威張りだして、我々は戦争の申し子にされてしまいました。
憲法に自衛隊を書くということは、自衛官を「天保銭」にしてしまうということだと思います。
吉田茂氏は保安大学校(現在の防衛大学校)を創設した際に、政治学者の槇智雄慶大教授を校長に指名しました。あえて民間人を校長にしたのです。
私は今の自衛隊幹部から、はっきり憲法に自衛隊を明記することには反対だと聞きました。それは吉田さんや槇さんの流れをくんでいるからです。その幹部は「今から10年後には自衛官になる人が『俺たちは偉いんだ』と思うようになるだろう。それではダメだ」とも言っていました。
もう一つ例をあげましょう。私は岸内閣の当時、政策担当の末席で官邸にいました。直接の上司は官房長官の椎名悦三郎氏でした。岸内閣は1957年に「国防の基本方針」(※注)を国防会議と閣議で決定します。その時に椎名さんが言っていたのは「順番が大切だ。1番は国連。2番目は民生の安定。生活が苦しかったから、国民が『満州をとる、さらには大東亜共栄圏だ』という考えになった。3番目が自衛隊。4番目が日米安保だ」ということでした。
親分の岸さんが日米安保改定を一生懸命やっている時に、日米安保はつけたしだと言わんばかりでした。国を守るには軍隊よりも国民生活が大切だということです。椎名さんは偉い人だったと思います。
論理的でない「孫」
岸さんは「米国には日本を助ける義務があるが、日本にはない。片務的だ。日本の憲法のせいだ。だから自分は憲法改正論者だ」とよく言っていました。論理的です。
ところが孫は米国を助けるためならば、今の憲法のままで地球の果てまで行けると言います。全く論理的ではありません。おじいちゃんも悪いが孫のほうがはるかに悪い。
安倍内閣が続くことに私はとても危惧を感じています。
※注 国防の基本方針(全文)
国防の目的は、直接及び間接の侵略を未然に防止し、万一侵略が行われるときはこれを排除し、もって民主主義を基調とする我が国の独立と平和を守ることにある。この目的を達成するための基本方針を次のとおり定める。
(1) 国際連合の活動を支持し、国際間の協調をはかり、世界平和の実現を期する。
(2) 民生を安定し、愛国心を高揚し、国家の安全を保障するに必要な基盤を確立する。
(3) 国力国情に応じ自衛のため必要な限度において 効率的な防衛力を漸進的に整備する。
(4) 外部からの侵略に対しては、将来国際連合が有効にこれを阻止する機能を果たし得るに至るまでは、米国との安全保障体制を基調としてこれに対処する。
プロフィール
藤井裕久 元財務相
1932年生まれ。大蔵省を経て77年参院初当選。90年衆院初当選。細川内閣と羽田内閣で蔵相、鳩山内閣で財務相を務めた。参院当選2回、衆院当選7回。2012年に政界を引退した。
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