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他大学の試みPart2

93凡人:2018/05/31(木) 18:16:13 ID:X7iz1szo0
群馬大と宇都宮大 20年度にも教育学部共同課程 教員養成維持へ
[2018/05/23] 上毛

 群馬大(前橋市、平塚浩士学長)と宇都宮大(宇都宮市、石田朋靖学長)は、2020年度にも教育学部で共通カリキュラムを組み、両大学が連名で学位を授与する「共同教育課程」を設置する方向で検討を始めた。少子化で教員の需要が減り、学部定員の削減が想定される中、教員養成の仕組みを地域に維持するのが狙い。教育学部での共同教育課程の設置は前例がないという。

◎IT活用や遠隔授業で受講 連携加速へ

 学生は両大学でそれぞれで31単位以上を取得し教員免許を取得する。在籍する大学で講義したり受講したりできるように、情報技術(IT)を活用した遠隔授業などを導入することを検討する。芸術など実技が必要な科目の実施方法については今後詰める。

 教育学部の教員は群馬大が約80人、宇都宮大が約70人で、定年退職を控えた人が少なくない。国立大の運営費交付金が削減される可能性がある中、両大学が効率よく教員を補充することを検討する。

 群馬大の窪田健二理事・副学長は「教員がある程度余裕を持て、学生にとって負担にならない方法を考えていきたい」と話し、宇都宮大の藤井佐知子理事・副学長は「解決すべき課題は多いが、互いの良さや特色を生かし提供し合う形にしたい」と展望した。

 文部科学省の有識者会議が昨年、大学の統合や教員養成機能の強化を求める報告書をまとめたことを受け、両大学は教育学部の連携・協力に関する協議会を設立した。理事らで構成するワーキンググループも併設し、具体的な議論を進めている。来年度にも共同教育課程の設置に対する承認を得たい考えだ。

 他大学との連携を巡っては、群馬大は02年に埼玉大(さいたま市)と全学的な統合に向けた協議を始めたが、教育学部のキャンパスが埼玉に移転する公算が大きくなったため反対運動が起き、04年に棚上げとなった。今回の共同教育課程は、両大学の独立性を保ちながら、地域に根差した教員養成が可能となるとみられている。

94凡人:2018/06/14(木) 07:47:13 ID:UebH2vgA0
【茨城】
結城市の大学誘致 暗礁 600私大にアンケ不調
2018年6月13日 東京中日

写真=前場市長が「看板の掛け替え」に言及した県結城看護専門学校=結城市で

 結城市が取り組んでいる医療福祉系大学の誘致が、暗礁に乗り上げている。市によると、全国の私立大を対象に進出の意向を尋ねたところ、色よい返事はなかった。市は、市内にある県結城看護専門学校を四年制の私立大へ転換する「看板の掛け替え」も視野に入れているが、県との協議も進んでいないのが実情だ。 (越田普之)

■2期目の公約
 「看護専門学校を主体とする可能性を含め、さまざまな角度から検討する」

 十一日に開かれた市議会の一般質問で、大学誘致の方針を問われた前場文夫市長は、そう答弁した。

 大学誘致は、前場市長が二期目の公約に掲げている。もともとは、経営が芳しくなかった看護専門学校に代わる教育機関を誘致するよう、橋本昌前知事から「お願いされた」(前場市長)という。県西地域の看護師が不足している背景もあり、医療福祉系を想定している。

 市は二〇一六年度に大学誘致推進室を設置し、一七年度に全国約六百の私大に対し、市への進出意思をアンケートで調べた。

 アンケートに回答した二百十五校のうち「進出の可能性あり」としたのは二校。ただ、市の担当者が、この二校を訪れて聞き取りすると、いずれも少子化や大学キャンパスの都心回帰を理由に、「進出は困難」との結論だった。

 仮に進出するとしても、施設整備や費用の「丸抱え」など、財政難の市には応じられない条件を提示されたという。

■看板掛け替え
 こうした中、橋本前知事が昨年の知事選で落選。看護専門学校も一七年度に国家試験合格率100%を達成するなど結果を出し経営改善を進めており、大学誘致の根拠は揺らいでいる。

 前場市長は「知事が交代し、方向性が変わってきている」と認める。それでも「三年制の看護学校より、四年制の大学をみなさん望んでいる」と、誘致の旗を降ろしていない。

 市は夏ごろまでに有識者会議を設け、これまでの調査結果を踏まえた方向性を議論する。

 看護専門学校は、県などが出資する公益財団法人が運営し、看板の掛け替えは市単独では決められない。県の担当者は「現段階では、そうした話は出ていない」とし、議論が深まっていない実態が浮かび上がる。

 市は誘致のために、一八年度も含めて約一千万円を投じた。一部の市議からは「前に進まないのであれば、この辺で一区切りつける時期じゃないか」との声も出ており、前場市長は継続か断念か判断を迫られている。

95凡人:2018/06/21(木) 05:23:33 ID:UebH2vgA0
宇都宮大に産官学の拠点 農業用ロボット研究開発
2018/6/20 22:00 nikkei

 宇都宮大学は7月、ロボットの農業利用を核とした研究開発の拠点「ロボティクス・工農技術研究所(REAL)」を稼働させる。農学と工学が融合した新たな技術や産業の創出をめざす産学官の研究開発プロジェクトの拠点とする。同大の特色ある技術を使ったイノベーション(技術革新)を生みだし、先端技術の社会実装を加速させる。

画像=宇都宮大学が新設したロボティクス・工農技術研究所。ロボット用のスロープを設けている(20日、宇都宮市)=磁気の乱れを感知して走行する自律走行車。人や植物に囲まれてセンサーが使えない場所でも走ることができる

 20日、陽東キャンパス(宇都宮市)に新設した研究所を報道陣に公開した。施設は2階建てで床面積が1386平方メートル。文部科学省の「地域科学技術実証拠点整備事業」に採択され、建物と設備にあわせて7億円を投じて建設した。

 研究所はまず、宇都宮大が県内外の企業と組むなどして立ち上げた5つのプロジェクトの拠点となる。ロボットをイチゴの生産や収穫に活用する研究や、人工知能を使った育種技術の開発などに取り組む。

 今後新たなプロジェクトができる可能性もあるが、進展が見られないプロジェクトは中止となる場合もある。

 研究所の1階には溶接ロボットや3Dプリンターなどを備えた試作室のほか、ロボットの実験室、農作物の栽培室などを整備した。アイデアがあればすぐに機器を試作したり、実験したりできる環境を整えた。

 2階には研究者や学生、企業の担当者などが集まって自由に議論できる空間「テラコヤ」のほか、議論や研究開発に集中するインキュベーション室を10設けた。自由闊達な議論を通じてオープンイノベーションを推進する。

 所長を務める宇都宮大の尾崎功一教授は「論文止まりになってしまうことが多い大学の研究を、社会に出していきたい」と話す。イチゴの果実を傷つけない容器の製造技術や、通常のカメラでは識別できない緑色を識別できる色解析技術、世界で唯一という磁気の乱れをもとにした自動走行の技術など、同大の特色ある技術の社会実装に向けた研究を加速させる。

96凡人:2018/07/13(金) 13:07:30 ID:UebH2vgA0
東京医科大
以前から不正合格か 受験生リスト一覧に
毎日新聞2018年7月13日 11時02分(最終更新 7月13日 12時28分)

 文部科学省の私立大学支援事業を巡る汚職事件で、同省前科学技術・学術政策局長、佐野太容疑者(58)=受託収賄容疑で逮捕=の息子を不正合格させたとされる東京医科大が、過去に不正合格させた受験生の名前などを一覧にしたとみられるリストを作成していたことが関係者への取材で明らかになった。東京地検特捜部もリストを入手しており、以前から不正合格が行われていた可能性もあるとみて捜査している模様だ。

 関係者によると、リストは近年のものもあり、受験生の名前に加え、同大側に依頼したとみられる親族の名前なども記載されているという。ある同大関係者は毎日新聞の取材に「今回の事件のような裏口入学は過去にもあったと聞いたことがある」と証言。一方で、別の同大関係者は「最近は合否判定が厳格になっており、不正合格など考えられない」と話している。

 佐野前局長は官房長だった2017年5月、同省の「私立大学研究ブランディング事業」の対象大学選定で便宜を図るよう同大の臼井正彦前理事長(77)から依頼された見返りに、今年度の同大入試で息子を不正合格させてもらった疑いがあるとして逮捕された。臼井前理事長や鈴木衛前学長(69)は特捜部の任意の聴取に不正への関与を認めているという。

 同大は今月6日に開いた記者会見で、臼井前理事長と鈴木前学長が贈賄容疑で捜査を受けていることを認めて陳謝。過去の不正合格について「あったという認識はない」としながらも、弁護士に依頼して事実関係を調査する方針を明らかにした。【巽賢司、遠山和宏、金寿英】

97凡人:2018/07/20(金) 11:35:17 ID:UebH2vgA0
千葉大、日本初「飛び入学」から20年 物理・工学などで活躍【千葉】
2018年7月19日  (村上豊)東京中日

 千葉大が、高校二年修了時から学べる「飛び入学制度」を、全国で初めて導入してから二十年たった。これまでに計九十人が合格(入学は八十八人)し、卒業生が物理や工学などの分野で活躍しているという。二〇二〇年春からは、コンピューターのプログラミングが得意な高校生を受け入れる。 

 飛び入学は一九九八年、当時の丸山工作学長(故人)らが中心になり、科学技術の最先端を切り開く若手人材を育てようとスタート。物理の分野で優秀な才能を持つ三人を受け入れた。これまでに理、工、園芸、文の四学部で計三百七十五人が応募し、七十一人が卒業した。

 そのうち六十一人が千葉大ほか、東京大や京都大、マサチューセッツ工科大(MIT)など国内外の大学院に進学。言語学などの教員や研究者になったほか、医療支援ロボットを開発するベンチャー企業の社長や、グローバル企業のソフトエンジニアなど、幅広い分野で活躍している。

 飛び級の学生は、入学金や授業料が免除される奨学金制度がある。入学後は一年次から、第一線の教員によるマンツーマン指導を受け、大学の費用負担で海外短期留学などができる。学部の早期卒業や大学院への飛び級といった制度もあり、最短二十三歳で博士号の取得も可能だ。

 飛び入学制度を運営する先進科学センターの高橋徹センター長は「九割近くが大学院に進学し、研究マインドを持った学生を育てられた」と評価。一方で「志願者が増えてくれない。年五、六人ペースで入学してくれると、学内が活性化する」と課題を挙げ、制度の拡充を進める。

 飛び入学は他の大学にも広がり、現在は京大や東京芸術大、日本体育大など、七大学が導入しているという。

 千葉大では新たに、高校生以下がプログラミングの実技能力を競う「日本情報オリンピック」の予選成績を活用した入試を、工学部総合工学科の情報工学コースで始める。予選成績のほか課題論述、二次面接で選考。ビッグデータ処理や人工知能(AI)といった、最先端技術を身に付けた情報技術(IT)人材の育成を目指す。


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