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他大学の試みPart2
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凡人
:2017/09/08(金) 05:44:15 ID:wzsumdGA0
中国の大学は大躍進、止まらない東大の没落 世界大学ランク46位 日本は「大学村」を破壊せよ
2017/9/5(火) 22:05 木村正人 | 在英国際ジャーナリスト
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションの「2018年世界大学ランキング・トップ1000」が日本時間の5日午後10時すぎに発表され、日本の大学71校がランクインしました。
京都大学は前年の91位から74位にランクを上げたものの、東京大学は順位を7位も下げ、46位まで後退しました。下のグラフを見ると、東京大学のランクがどんどん下がっていることが分かります。
アジアのライバルは、シンガポール国立大学22位(前年24位)、中国の北京大学27位(同29位)、清華大学30位(同35位)と躍進しています。
日本からトップ200大学に入ったのは東京大学と京都大学の2校だけです。アジアの大学を見ると、いかに中国が実力をつけたかが分かります。
日本2校(前年2校)
香港5校(5校)
中国7校(4校)
韓国4校(4校)
シンガポール2校(2校)
台湾1校(1校)
安倍晋三首相は世界大学ランキング100位以内に10校以上をランクインさせる目標を掲げていますが、アジアの中でも日本の大学は競争力を失い、地盤沈下がさらに目立ってきています。
東京大学のランクが下がったのは主に大学、研究面での収入が減少したことが原因です。この1年間、博士課程の学生の割合、学生と職員の比率、研究の生産性も低下しています。
日本の大学の年間収入は半分以上が政府資金で、04〜15年にかけ大学・大学院への政府資金は12%も減少しました。
しかし京都大学や大阪大学はランクをアップさせているので、東京大学の地盤沈下は政府資金のカットだけに責任を押し付けるわけにはいきません。
キングス・カレッジ・ロンドンの医学部で活躍されている大津欣也教授はどうみておられるのか、お話をうかがいました。
―― どうしてここ数年で日本の大学は世界との差を縮めるどころか、こんなに引き離されてしまったのでしょうか
「2014年にランキングの評価方法が変わり東大をはじめ日本の大学ランキングが急落しました。長く20位前後であった東大が43位に転落し、京大も88位に急下降しました。その傾向が現在でも続いています」
「重要な評価項目『論文被引用数』の低下がランキング急落の第一要因です。英語国が有利にならないよう国ごとの補正が行われていますが、14年の変更により地域優遇措置の減弱化が行われました」
「この際、東大の『論文被引用数』スコアが大幅に減少したということは、英語での引用が弱かったと推定できます。しかし大学の実力を正確に表すための改定なのですから、そこでランクを落としたということは、現状が実力だともいえます」
「ランキングの急激な低下は評価基準の変更で説明できますが、危機的なのは2000年ごろより日本の論文数、注目される論文数は停滞し、国際競争力が急激に低下しています。こちらにいると、日本の存在感の低下が著しいことが実感できます」
「中国や韓国に比して、日本からの留学生は非常に少ないのが現状です。国際シンポジウムでも日本人の発表が激減しています。文科省は国立大学を法人化し、運営交付金を毎年減額させながら競争的資金枠を増やす施策をとっています」
「この運営交付金の減少が日本の大学の低迷の原因であるという意見もあります。しかし東大や京大のようなトップ校では運営交付金と競争的資金の合計は決して減少はしておらず、お金の問題だけではないと考えられます」
「ただし、大学への公的研究資金は他の先進国に比して少なく増加していないことから国際競争力の低下に影響しているのは事実です。また近年日本で大型競争的研究資金が導入されており、応用、実用面が重視されすぎ資金が集中する傾向が強まり、研究者が自由な発想で科学研究をするのが難しくなっています」
「また多様な研究分野で世界と戦えなくなっています。最も深刻なのは、研究者の仕事量が増えてきているにもかかわらず、逆に定員が削減され、研究に使える時間(フルタイム換算係数FTE)が減少し、他の先進国に比して大変少ないことです。医学部でも特に診療に割かれる時間は確実に増え、研究に利用できる時間は極端に限られています」
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