レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
全国の都市間競争の現実
-
大雪:高速道立ち往生 「大動脈」の通行止め判断難しく
毎日新聞 2014年02月17日 23時05分(最終更新 02月18日 06時36分)
トラックなどで立ち往生が続く国道18号(碓氷バイパス)=群馬県安中市岩井の交差点で2014年2月17日午前7時24分、尾崎修二撮影
14日からの記録的大雪により、各地の交通はまひし、集落の孤立や車の立ち往生が相次いだ。施設の屋根は次々に崩落。国や自治体などの雪に対する防災の考え方は根底から見直さざるをえない状況だ。被害はなぜ広がったのか。
東名高速道路をはじめとして高速道では車の立ち往生が続いた。通行止めにするタイミングに判断ミスはなかったのか。
東名道を管理する中日本高速道路によると、高速道を通行止めとする基準はない。中日本の担当者と各都県警の高速隊が協議し決める。先週末のケースでは14日午後8時50分ごろ、上りの裾野インターチェンジ(IC)付近から渋滞が始まったが、警察との協議はその約3時間後で通行止めが決まったのは15日午前1時ごろだった。その間に高速道路に上がった多くの車が立ち往生し、上下線で最大約40キロの大渋滞を作ることになった。
中日本の広報担当は「高速道路は日本の物流の大動脈。特に平日にはそう簡単に止められない」と話す。同社は通行止めを決定する前からICなどで高速道の大渋滞を知らせ、車両を一般道へと誘導したが、トラックなど業務用車両はなかなか一般道へは降りたがらないという。
走行中のタイヤは摩擦熱を生じ、雪を溶かす。車を走らせ続けることは道路の凍結防止にもつながるため、できるだけ通行止めにはしたくないという事情もあった。だが渋滞で凍結防止効果は失われた上、同社が用意した静岡県内だけで56台の除雪車など対策車両も「渋滞に巻き込まれて走れず、本来の機能を果たせなかった」という。
国土交通省高速道路課の担当者は「降雪量が想定していたものと大きく違ったのは確か。降雪地帯の高速道では融雪装置がついている道路もあるが、今回はそういった備えがない地域だった」と話す。【木村敦彦】
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板