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他大学の試み
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群馬大とNTTデータが自動運転車で連携 共同研究で実用化狙う【群馬】
2017年4月11日 東京中日
写真=公道を走行する自動運転車の実験用車両(群馬大提供)
群馬大は自動車の自動運転技術研究で、情報サービス大手のNTTデータ(東京)と連携協定を締結した。群大が社会実験を進める自動運転の技術と、同社が持つ情報処理、大規模システム、人工知能(AI)などの技術で共同研究し、実用化やビジネスチャンスにつなげるのが狙い。両者によると、自動運転車の技術で大学と情報関連企業が提携するのは全国で初めて。 (菅原洋)
NTTデータは自動運転車で重要な情報通信の面で、外部からの侵入やデータの改ざんなどに対処する技術力を持つ。膨大な地図や周囲の情報を処理し、運転に向けてシステム化するノウハウもある。AIでは、走行時の進路予測などに取り組んでいる。
協定では、こうした共同研究を進め、自動運転の導入から運行監視、メンテナンスまでを一連の技術として構築。まず県内の自治体で共同で実証実験する。群大の学生に同社の技術者が講義するなど人材の交流・育成も進める見通し。
群大理工学府(桐生市)は昨年十月から、公道では県内では初めてとなる自動運転車の実験を大学周囲で取り組んでいる。
ただ、公道実験は安全上、運転手が乗る必要がある。このため、群大は運転手が無人の状態で実験できる走行試験施設と、隣接する研究開発施設を前橋市の荒牧キャンパスに本年度中に整備する。
群大によると、無人実験ができる自動運転車の走行試験施設も全国の大学で初めて。
今回の協定では、群大が今後取り組む実験で得たデータを同社が処理することも想定。群大が整備する研究開発施設内にデータセンターを設け、ソフトウエアなどの研究開発に同社の技術者が参加するなどの検討も進める。
両者は本年度中に、太田、富岡両市などで実証実験に着手し、二〇二〇年の実用化を目指す。
群大は「群馬を自動運転車の聖地にしたい」、同社は「協定で構築したビジネスモデルを全国の自治体へ広めたい」とそれぞれ抱負を話している。
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